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ソニー・エリクソンはこれまで、WalkmanやCyber-shotといったソニー製品のブランド名を冠した携帯電話を投入してきた。Mobile World Congressに先駆けて10日に発表された「XPERIA」シリーズは、ソニー・エリクソン初のサブブランドとなる。 第1弾となる「XPERIA X1」は、PDAタイプのデザインを採用し、端末をスライドさせるとフルキーボードが現われるスマートフォン。Windows Mobileに対応する。 アークスライダーと呼ばれるスライド部は、ディスプレイが平行に移動するのではなく、少しわん曲してスライドする。このため、ディスプレイが傾いて表示され、視認性がよいという。 ディスプレイは3インチ、ワイドVGAサイズのタッチパネル式TFT液晶を搭載。メディアプレーヤーとして利用可能で、ストリーミング映像などの閲覧やVGAサイズの30fps動画撮影なども行なえる。 W-CDMAおよびHSDPA、HSUPA、EDGEなど各通信方式に対応し、無線LANやBluetoothなどもサポートする。3.2メガカメラを搭載し、GPS機能も利用できる。 なお、OSはWindows Mobileを採用するが、ソニー・エリクソン独自のインターフェイスを採用している。アプリケーションのプレビュー画面を9分割表示し、パネルにタッチすることで各アプリケーションが呼び出せるインターフェイスなどが用意される。フルブラウザやJavaなどもサポートする。大きさは110×53×16.7mmで、重さは約145g。 展示ブースでは、デモンストレーションを行なうスタッフが端末を所持しており、使用感を確かめることは許可されなかった。担当者によれば、2008年後半にも欧州市場などに投入される予定という。価格は未定で、日本での発売予定はないとしている。
Cyber-shotケータイでは、5メガカメラ搭載の「C902」、3.2メガカメラを装備した防塵・防滴仕様の「C702」など、顔検出機能を搭載した端末が注目されていた。
■ ＵＲＬ ソニー・エリクソン（英文） http://www.sonyericsson.com/cws/ ■ 関連記事 ・ 世界最大級のモバイル関連イベント （津田 啓夢） 2008/02/12 15:49 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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