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【CEATEC JAPAN 2007】
ドコモ、テンキー部分を電子ペーパーで可変表示にした試作機
キーパッドディスプレイケータイ(ボタン状のパーツを外したもの)
キーパッドディスプレイケータイの概要
NTTドコモは、キー部分に電子ペーパーを採用し、状況に合わせて表示内容を変えられる試作機「キーパッドディスプレイケータイ」を公開した。幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2007」の同社ブースで展示されている。
「キーパッドディスプレイケータイ」は、テンキーや方向キーなど折りたたみ型端末のキー部分に1枚の電子ペーパーを搭載し、数字のみ、かなのみといったように、状況に合わせて表示内容が変えられるというもの。「D800iDS」で実現されたキー側画面の柔軟な可変表示というコンセプトに近いが、これまでの携帯電話により近い使い勝手を踏襲しながら、必要な文字だけを表示させるという従来の携帯電話の延長線上にある使いやすさを提案する。
キー部分はシートキーのようで、クリック感も確保されている。押し分けのしやすさなどの観点から試作機ではボタン状のクリアパーツが付けられているが、キーとしての機能は電子ペーパーが露出した状態でも実現されている。現在はモノクロ表示に対応し、黒色、茶色、緑色、黄土色、白色の表示がそれぞれ可能になっていた。表示そのものは単色のみだが、精緻で、漢字や小さな記号もはっきりと表示されている。液晶ではないため、屋外でも見にくくならない特徴があるが、バックライトが透過しないので、照明を搭載する場合は横から照らす形になる。試作機はやや厚めの端末となっていたが、試作段階のモジュールが原因とのことで、電子ペーパー部分は1ミリ以下の薄さとのこと。なお、試作機には台湾のSipix社の電子ペーパーが使用されているという。
展示ブースの担当者は、試作機の実現の可能性ついて「120%です」と意気込みを見せてくれたが、商品化は現在未定。課題としては、発話・終話ボタンなどの色分けが単色表示の電子ペーパー部分では表現できないこと、表示の書き換えに1秒弱の時間がかかること、白色をより白く表示できるようにすること、などが挙げられた。
数字のみを表示した状態
かなを表示した状態
5色の表示を展示。いずれも落ち着いた色になっているが、視認性も考慮されている
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URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
CEATEC JAPAN 2007
http://www.ceatec.com/
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