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コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は、コンピュータゲームの展示会「東京ゲームショウ2007」を開催している。会場は幕張メッセで、会期は9月20日～23日（20日～21日はプレスデイ）。 東京ゲームショウにおけるケータイ向けコンテンツの数は、年々増加傾向にあり、今回は全出展タイトルに占めるケータイ向けゲームの割合は32.2％と最多となっている。とはいえ、小規模多品種なものが多いケータイのゲームは、大作傾向の強まる家庭用ゲーム機と異なるわけで、やはり全体的な展示の主役は家庭用ゲーム機で、ケータイ向けコンテンツの展示面積はそれほど多くはなかった印象だ（そもそもケータイが小さいため、展示も小さくならざるを得ないが）。 今回のゲームショウでは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが出展しているため、キャリアブースにゲームを展示している大手のゲームメーカーは、自社ブース内ではケータイのコンテンツを小さく扱うか、もしくは自社ブースではケータイコンテンツを扱わない場合がほとんどだった。また、今回はキッズコーナーにもドコモとKDDIが出展している（一般公開日のみオープン）。一方、キャリアブースに展示をしていない中小のコンテンツプロバイダーは、モバイルコンテンツ専門の展示フロアにブースを出展し、自社コンテンツを展示している。 ここでは主にキャリアブースでは展示されていなかったゲームから、いくつかをピックアップして紹介する。
「ワールドアイランジスタ」は数人のプレーヤーで同じマップに入り、協力してクエストをこなしていくタイプのゲーム。プレーヤーがシナリオを作成・編集し、それをほかのプレーヤーがこなすというシステムになっていて、作ったストーリーをオンデマンド出版でプレーヤーに提供することも行なうという。 また、同ゲームは数少ない自由文でチャットができるケータイ向けのネットゲームとなっている。同社は「ネバーワールドオンライン」でケータイ向けネットゲームに蓄積があり、24時間稼働のチャットフィルター監視センターも持っているため、自由文でのチャットが可能になっているという。 同ゲームの10月からオープンβテストをスタートし、12月にはiモードの公式サービスとなる予定。月額料金は525円。
■ ＵＲＬ 東京ゲームショウ http://tgs.cesa.or.jp/ （白根 雅彦） 2007/09/21 10:53 | ||||||||||||||||||||
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