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【WIRELESS JAPAN 2007】
ソフトバンク河野氏、Yahoo!ケータイのコンテンツ戦略を語る
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ソフトバンクモバイル プロダクト・サービス開発本部 モバイル・メディア・コンテンツ統括部長の河野 真太郎氏
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ワイヤレス コンファレンス2007の基調講演では、モバイルコンテンツ関連のプログラムにソフトバンクモバイル プロダクト・サービス開発本部 モバイル・メディア・コンテンツ統括部長の河野 真太郎氏が登壇し、“ソフトバンクモバイルのメディアコンテンツ戦略”と題した講演を行なった。河野氏はYahoo!ケータイのこれまでを振り返りながら、現在注力しているサービスを紹介した。
河野氏はまず、Yahoo!ケータイの導入が、パソコン版サービスとの連携を図り、コンテンツのリッチ化を図るものであるとした。検索エンジンを導入したことで使用頻度が高まり、パソコンなどとは違う傾向の短いキーワードで利用されている実態を紹介した。
ボーダフォン時代では3G端末の普及が遅れていたこともあり、ネットワークサービスをYahoo!ケータイに切替え、ソフトバンクモバイルとして3G端末を積極的に展開したことで、トップページの検索利用数が非常に伸びたという。また、検索結果のページで最初に公式コンテンツを対象に検索結果を表示することから、当初の予想とは異なり検索エンジンの利用で公式コンテンツにアクセスするユーザーが多いという。有料コンテンツの利用者数も、増加傾向にあるとした。
同氏からは、新たに展開している「タダコミ」「タダ歌ばん」「タダゲーム」の3つのサービスが紹介された。同氏は「タダとはどういうことか、とコンテンツプロバイダにはアレルギー反応があったが、膝をつき合わせて話し合ってきた」としながら、コミックの1話だけが無料の「タダコミ」、音楽やゲームの情報番組を情報料無料で視聴できる「タダ歌ばん」「タダゲーム」などを紹介した。
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「タダコミ」「タダ歌ばん」「タダゲーム」の3つのサービス
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タダコミの参加コンテンツなど
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ゲーム利用動向では端末の種類も明らかに
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ライブモニターでは多数の一般コンテンツが参加
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電子書籍については、端末の機能向上と合わせて、サービスも拡大、電子書籍検索サービスや閲覧アプリを複数プリインストールして環境を整えているとした。ユーザー層は4割が女性とのことで、端末機能については、VGA液晶採用の端末を今後も拡大していくという。
ゲームでは、早くから大容量アプリを採用してきた実績を紹介。AQUOSケータイ向けの横画面対応アプリやBluetoothのちかゲームなど、幅広いタイトルのラインナップをアピールし、「3Gでの利用が増え、売上も増えている。携帯でゲームが当たり前になり、カジュアルゲームが売上の底を支えている」とした。
このほか、ライブモニターでは一般コンテンツへ47コンテンツが参加していることを紹介し、プッシュ型でレコメンドするようなコンテンツにも力を入れていくとした。
同氏は最後に、「ヤフーさんやコンテンツプロバイダーさんとともに、もっともっと使ってもらうように、日々のシーンで役に立つようにしていきたい」と語り、Yahoo!ケータイのコンテンツを今後も充実させていく方針を示した。
■ URL
ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/
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(太田 亮三)
2007/07/19 19:17
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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