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【WIRELESS JAPAN 2007】
パナソニック、タッチ&トライコーナーやエコな卓上ホルダ

W52P
 パナソニックのブースでは、ドコモ・au・ソフトバンクに供給する「P」の現行ラインナップが展示されていた。

 端末自体は各キャリアからすでに発表済みたが、未発売のモデルもあり、WIRELESS JAPANのようなイベントは、一般ユーザーが発売前に使用感を確かめられる数少ないチャンスだ。パナソニックブースでは、「P704i」「P904i」「P903iX」「P903iTV」「810P」「W52P」のタッチ&トライコーナーが設置されていた。

 また、同社製携帯電話の薄型化・小型化の歴史として、ショルダーホン時代から続く、同社の取り組みが紹介されていた。

 ユニークなところでは、エコ素材を使った卓上ホルダなども展示されていた。パナソニックでは、P903i以降、トウモロコシを主原料とするポリ乳酸(PLA)樹脂を使った卓上ホルダを採用している。現在は、ポリ乳酸70%、プラスチック30%の割合で使用しているという。植物のでんぷんから作ったポリ乳酸を使うことで、石油資源の使用が削減できるほか、卓上ホルダを燃やした際のCO2の排出量も削減できるとしている。

 ブースの説明員によれば、ポリ乳酸は堅いがもろい性質があるため、プラスチックと混合させて使用しているとのこと。将来的には、携帯電話本体にもこうした取り組みを広げていきたいという。


P904i P704i

810P W52P

ショルダーホンから始まった「P」の歴史 薄型モデル「P704iμ」

ポリ乳酸を配合した樹脂 卓上ホルダ


URL
  パナソニック
  http://panasonic.jp/
  WIRELESS JAPAN 2007
  http://www.ric.co.jp/expo/wj2007/

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(津田 啓夢)
2007/07/19 11:29

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