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アステルブランドでPHS事業を展開してきた同社では、2006年6月にPHSサービスを終了した。ページャーを活用した事業を展開する一方で、4.9GHz帯での法人向けWiMAXサービスや、WiMAXを通信経路に採用した無線LANサービスを提供してきた。ブース展示は、そのWiMAX事業とページャー事業の紹介が中心となっていた。 WiMAX事業に関する展示では、実験局を設置し、4.9GHz帯での通信状況を紹介。また、同社と英Airspanが共同開発するというIEEE802.16e対応のUSB接続型端末のモックアップが展示されていた。この端末では、2.5GHz帯、3.5GHz帯、4.9GHz帯のWiMAX、および2.3GHz帯のWiBroに対応するという。 担当者に、WiMAX事業の展開などについて尋ねたところ、「WiMAXのエリア展開は、相応の基地局が必要で難しい面がある。地方でのデジタルデバイド解消という分野での機器提供を行なっていけるのではないか」と語っていた。また、1基地局あたりで接続できる端末数としては、「1ユーザーあたりの通信速度などを踏まえると、1基地局あたりに10局のBitStand（無線LANスポット）を繋げ、1つのBitStandには10～15機接続する。従ってWiMAXの基地局1カ所で100～150人の利用ということになる」と説明していた。
■ ＵＲＬ YOZAN WiMAXサービス案内 http://www.wimax.ne.jp/ ■ 関連記事 ・ YOZAN、法人向け「WiMAX」をサービス開始 （関口 聖） 2007/07/18 21:50 | ||||||||||
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