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【BREW 2007 CONFERENCE】
マルチウィンドウに対応したBREW 4.0
21日、BREWの最新版として「BREW Client 4-Series」が発表された。
最新版では、ハードウェアとソフトウェアを切り分け、著作権保護コンテンツの配信技術などが含まれる。技術面では、メモリ管理技術によって端末システムとBREWアプリ、あるいはBREWアプリ同士が互いに与える影響を排除している。下位互換性は保たれており、著作権保護技術を実装したことなどが特徴とされる。KDDIのKCPが影響を与えたという、「BREW Client 4.0」に続き、2008年第1四半期には「BREW Client 4.1」の開発キットが提供される予定だ。
クアルコムジャパン プロダクトマネージャーの久保雄介氏によれば、BREW Client 4シリーズでは「リソース管理の改善」「メモリ管理の強化」「マルチウィンドウ」の3点が大きな特徴になるという。このうち、リソース管理とマルチウィンドウによって、エンドユーザーからすれば、BREW 4シリーズでは“マルチタスク化された”ように見える。また、メモリ管理によって、個々のアプリ、あるいはBREWアプリとシステム側の相互干渉を防ぐことになっているが、下位互換性を保てるよう、レガシーモードも用意される。なお、今回は「Client」と表記されているが、BREWのバージョンはこれまでもクライアント側の数値を示しており、今回よりはっきりと“Client”と明示することになっただけだという。
BREW 3.1と比べ、システム側とBREWが切り分けられた
メモリ管理機能に手が加えられた
マルチウィンドウは目玉機能の1つ
BREW 4シリーズの特徴
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URL
プレスリリース(英文)
http://www.qualcomm.com/press/releases/2007/070621_continues_platform_enabler.html
(関口 聖)
2007/06/22 17:14
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