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【CommunicAsia 2007】
スリムケータイを中心にアピールするSamsung

Samsungブース
 6月19日より22日までの4日間、シンガポールで通信機器の総合展示会「CommunicAsia 2007」が開催されている。Samsungはスリムケータイを中心としたラインナップを展示していた。

 Samsungはスリムモデルに力を入れている。薄さが12.1mmの端末は「The Ultra Edition 12.1」のように、薄さの数値を愛称に入れ、さらにスライド、折りたたみ、ストレートなど豊富なラインナップをそろえているのが特徴だ。さまざまなデザインのモデルが発売されているが、現在のラインナップはシリーズ2代目となる「The Ultra Edition II」で、初代に比べてさらなる薄型化が図られている。


The Ultra Edition 12.1
 「The Ultra Edition 12.1」(型番:SGH-U700)は来月発売予定のスライドデザイン最新機種。薄さ自体は12.1mmと、ほかのラインナップに比べて薄くはないが、HSDPAにも対応し、フルブラウザを搭載するのが特徴となっている。カーソルキー周辺の発信キーやソフトウェアキーがタッチセンサー型になっている。


かなり薄いが、メタリックな印象も強い 背面 カーソルキー周辺のキーはタッチセンサータイプ

The Ultra Edition 10.9
 「The Ultra Edition 10.9」(型番:SGH-U600)は発売中のスライドデザイン最新機種だ。同12.1と似たデザインで、こちらはW-CDMAとHSDPAには対応しない代わりに少し薄くなっている。

 12.1と10.9は、いずれも320万画素のオートフォーカス付きカメラを搭載し、インスタントメッセンジャーや音楽再生機能など、流行の機能を一通り搭載している。


こちらも薄いが、やはり金属的な質感となっている 背面 やはりカーソルキー周辺はタッチセンサータイプとなっている

 このほか、薄さ5.9mmのストレートGSM端末「The Ultra Edition 5.9」(型番:SGH-U100)や折りたたみ型のGSM端末「The Ultra Edition 9.8」(型番:SGH-U300)なども展示している。


折りたたみタイプのThe Ultra Edition 9.8 キーはほとんどシートタイプとなっている 折りたたんでもかなり薄い印象

ストレートタイプのThe Ultra Edition 9.8 かなり薄い。縦も横も短い印象を受ける

 ちなみに日本でソフトバンク向けに発売されている機種も、The Ultra Editionシリーズがベースになっているようだ。デザインを見ると、春モデル以前はThe Ultra Editionの初代シリーズがベースとなっているようだが、ソフトバンク向けにはHSDPA対応機能が追加されているモデルなどもあり、日本と海外ではモデルが一致していない。

 薄型モデル以外にも、音楽やメッセージングにフォーカスした端末も展示されていた。


 「The Ultra Edition Music」(型番:SGH-F300)は、音楽機能にフォーカスしたGSM端末だ。ストレートデザインだが、両面が表面扱いで、片側には音楽プレーヤー向きの操作キーと大型ディスプレイ、もう片側には小さなディスプレイとテンキーが搭載されている。音楽操作時と通話やメッセージングのときで、表裏を使い分けるようなデザインだ。


The Ultra Edition Musicの音楽操作面 裏側(?)の携帯電話面。ディスプレイはかなり小さい 両面にキー・ディスプレイがあるわりには、薄い。縦の長さは折りたたみケータイをたたんだ状態くらい

 「The Ultra Edition Messeging」(型番:SGH-i600)は、メッセージングにフォーカスした3G端末だ。フルキーボードを搭載するいわゆるBlack Berryスタイルで、Windows Mobile 5.0 for Smartphone(タッチパネルを使わないWindows Mobile)を搭載している。


The Ultra Edition Messeging フルキーボードがあるが、普通のケータイと大差のないサイズに収まっている

 The Ultraシリーズではないが、音楽にフォーカスしたGSM端末の「SGH-F210」と「SGH-F200」も展示している。両機種ともにスティック型の端末で、閉じていると小型音楽プレーヤーのような外見だが、上筐体を回転させるように開くと、テンキーが現われるようになっている。


SGH-F210。同200は少しデザインが違っている 開いた状態。スティック型で、かなり横幅が細い 待受画面。音楽メニューが表示されている

 ちょっと変わった特徴を持つケータイとしては、SGH-E840も展示されている。この機種はカーソルキー部分が小さなタッチパネルディスプレイになっていて、必要に応じて表示が変わるようになっている。タッチ時に本体が少しだけ震えることで、ボタンを押す感触の代用としている。


SGH-E840。表示が消えていると、どこに操作部があるのかわかりにくい カーソルキー部分の表示は操作内容に応じて変化する The Ultraシリーズほどの薄さは感じられない


URL
  CommunicAsia 2007
  http://www.communicasia.com/
  サムスン(英文)
  http://www.samsung.com/


(白根 雅彦)
2007/06/21 16:10

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