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【WILLCOM FORUM & EXPO 2007】
ウィルコム土橋氏、マーケティング戦略を語る

ウィルコムの土橋氏

ウィルコムの戦略
 「WILLCOM FORUM & EXPO 2007」の最終日となる13日、カンファレンスには、ウィルコムの執行役員副社長 営業統括担当の土橋匡氏が登場。同氏は「ウィルコムのマーケティング戦略」と題して講演を行なった。

 同氏の講演は、ウィルコムの過去から現在までの状況を語るものとなった。同氏は、国内の携帯電話市場が成熟期に入っているとし、「多様化したニーズに合わせたビジネス展開をしなければ勝ち残れない」と語った。

 また、3月の単月純増数が93,000回線になったことを報告。DDIポケットからウィルコムになった2年前よりも、50%増の数値であると説明した。

 土橋氏は、2007年春商戦について語り、「大きなキャリアは十数機種をラインナップしているが、我々はユーザーセグメントをかなり細かく分けて提供している」と話した。安心だフォンやAIR-EDGEのデータ通信カード、W-ZERO3など同社の戦略的な端末を紹介した。

 モバイルデータ通信については、個人情報保護法の影響で、ノートパソコンを会社から持ち出しにくい状況だと述べた。しかし、「モバイル自体のニーズは小さくなっていない」とコメントし、外出先からのネットへのアクセス手段として、企業側にはW-ZERO3を提案しているという。

 また同氏は、法人が利用する導入ポイントとして、「予算化しやすい」点を挙げた。今回の講演では、この「予算化しやすい」という言葉が何度も登場した。

 音声サービス、データ通信サービスともに、定額プランを用意しているウィルコムでは、企業側がコスト管理しやすいメリットがあるという。土橋氏はウィルコム定額プランの内容を説明し、「24時間、場所を問わず定額。メールの送受信だけでなく、メールサービスの利用自体も無料」とした。さらに、「070」で始まる電話番号が定額であるというわかりやすさもポイントに挙げた。

 このほか、夜21時までのビジネスタイムの料金が、ウィルコム定額プランよりも安くなる「トリプルプラン」についても言及し、「ソフトバンクのホワイトプランに対抗するプラン」と対決姿勢を打ち出していた。


携帯電話市場は成熟市場へ ウィルコム市場は成長 セグメント化された販売戦略

端末戦略 異業種とのコラボレーション スポーツメーカーや玩具メーカーとコラボ

データ通信端末のシェアは圧倒的 1つの企業でウィルコムを導入すると、その周りの企業まで拡がっていく 法人向け音声サービスの拡充


URL
  WILLCOM FORUM & EXPO 2007
  http://www.willcom-forum.jp/

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(津田 啓夢)
2007/04/13 15:15

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