富士通シーメンスのブースでは、音楽再生機能やGPS機能を搭載した小型のPDA「Pocket LOOX N100」や、UMTS(3G)をサポートするWindows Mobile 5搭載のスマートフォン「Pocket LOOX T830」が展示されている。
「Pocket LOOX N100」は、2.8インチ、QVGAのタッチパネルを装備した小型のPDA。OSにはWindows CE 5.0を搭載している。表面のパネルは着せ替え可能で、音楽再生機能なども搭載。GPS機能が内蔵されており、カーナビなど目的地までのナビゲーション機能が利用できる。ナビゲーションの地図は、上方視点と俯瞰視点の2種類が利用できる。会場ではGPS機能の利用が難しいため、ナビゲーションの様子がシミュレーションで確認できた。
メニュー画面。ディスプレイの周囲はクリアパネルで、さまざまな柄のシートを挟むことが可能
地図モードを起動したところ
ナビゲーション中の画面。音声案内もサポートされている
「Pocket LOOX N」シリーズの概要。カーナビとしての利用も提案
「Pocket LOOX T830」は、UMTS/GSMに対応し、Windows Mobile 5.0を搭載するスマートフォン。タッチパネルや2メガピクセルのオートフォーカス対応カメラを装備するほか、ビジネス向け端末としてプッシュ型のEメールソリューションに対応でき、無線LANやVoIPもサポートされている。GPSに対応し、ナビゲーションシステムも利用可能。同社に限らず、カーテレマティクスのひとつとしてPDAをカーナビとして利用する流れは注目されているようだ。