【CeBIT 2007】 T-Mobile、ノキアやHTCのスマートフォンを展示

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【CeBIT 2007】
T-Mobile、ノキアやHTCのスマートフォンを展示

T-Mobileのブース

ノキア「E61i」

　T-Mobileは、CeBITが開催されているドイツの通信事業者で、欧州のみならず北米でも展開を行なっている。同社は通信関連の企業が集まるホールで一際大きなスペースのブースを構えている。固定網との連携やビジネス向けのソリューションを含め、さまざまな展示が行なわれている同社のブースでは、ノキアのスマートフォン「E61i」、HTCのモバイルPC「Ameo」、「MDA Compact III」などに触れることができる。

　ノキアの「E61i」は、日本でも発売されているフルキーボード搭載のスマートフォン「E61」のコンシューマ向けモデルと言える内容。フルキーボードなどはそのままに、ビジネス向けとして「E61」ではあえて省かれていたカメラとmicroSDカードスロットが「E61i」では搭載されている。方向キー周辺が若干変更されており、UMTS/HSDPAや無線LANをサポートするなど、ビジネスコンシューマーを狙った内容に仕上がっているようだ。


背面には2メガピクセルのカメラを搭載	薄型のボディなど外観はほぼ「E61」と同じ


アイコンメニュー画面	カメラのファインダー画面

　特徴的な見た目が注目を集める「Ameo」は、Windows Mobileを搭載するHTC製のPDAで、HTCから「Advantage X7500」として発表されている製品のT-Mobile版。5インチのVGAタッチパネルを装備しGPS機能を搭載。通信方式としてGPRS/EDGE、UMTS/HSDPA、無線LANやBluetoothなどをサポートする。キーボード部分は説明員いわく「磁石でくっついている」とのことで、持ち運ぶ際はほかの場所に付けられるという。しかし残念ながら、展示・公開されていたものはキーボード部分が分離できないように固定されており、詳細は確認できなかった。価格は約900ユーロで販売されるとのこと。


5インチと大型のディスプレイを搭載したPDA「Ameo」	キーボード部分は分離できるとのことだが固定されていた

　リング状のシャトルを装備する「MDA Compact III」

　このほか、同じくHTC製のWindows Mobile搭載スマートフォン「MDA Compact III」も展示されている。すでに欧州では販売されており、フルキーボードを搭載せず基本的にタッチパネルで操作するモデルだ。本体下部の決定キー部分にはリング状のシャトルを装備し、これを回転させることでカーソル操作が行なえるのが特徴となっている。なお、HTCから発売されるモデルは無線LANもサポートするが、T-MobileのMDAブランドモデルでは無線LANはサポートされないとのことだった。

■ ＵＲＬ
　 T-Mobile（英文）
　 http://www.t-mobile.net/

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（太田亮三）
2007/03/16 11:43

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