「WIRELESS JAPAN」では、携帯電話そのもの以外に、携帯電話に関連する製品や技術の展示も行なわれている。携帯電話用の赤外線通信アダプターや文字入力に関する新技術など、これから実用化が期待される展示について紹介しよう。
■URL
・WIRELESS JAPAN
http://www.ric.co.jp/expo/
●携帯電話用の赤外線通信アダプター
パームコンピューティングのブースでは、リンク・エボリューションが携帯電話用の赤外線通信アダプター「IR GEAR」を参考出品していた。IrDA規格に準拠した赤外線通信アダプターで、PDC方式の携帯電話のコネクター部分に挿して利用できる。同社では、10月頃を目処に製品化する予定で、価格は1万円以下になる見込み。
このほか、パームコンピューティングのブースでは、パームの背面にくっつけて利用できるBluetoothアダプターを使ったデモを行なっていた。ただし、こちらについては製品化の予定はたっていないという。
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IR GEAR
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Bluetoothアダプター
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■URL
・リンク・エボリューション
http://www.linkevolution.com/
・パームコンピューティング
http://www.palm-japan.com/
●1文字1回のキータッチで文字入力
テジックコミュニケーションズのブースでは、一風変わった文字入力システム「T9 Text Input」のデモが行なわれていた。このシステムの特徴は、1文字につき1回のキータッチで文字入力が行なえるところ。
例えば、「おはよう」と入力する場合、携帯電話向けの一般的な文字入力システムなら「あ」のキーを5回、「は」のキーを1回、「や」のキーを3回、「あ」のキーを3回の計12回のキータッチが必要となるが、同システムでは、「あ」「は」「や」「あ」をそれぞれ1回ずつ、計4回のキータッチで済むようになる。
同システムは、英語のほか、日本語や中国語などもサポートしており、日本語版なら約1MBでこの機能を携帯電話に実装することができるという。
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T9 Text Inputのデモ
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英語版はすでに実装されている
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■ URL
テジックコミュニケーションズ
http://www.tegic.com/
(湯野 康隆)
2000/07/17 21:44
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