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【3G World Congress & Mobility Marketplace 2006】
次世代技術の議論、KDDI冲中氏やソフトバンク松本氏が登場

ディスカッション

 CTOを中心としたディスカッションが開催された

冲中氏と松本氏

 日本からはKDDIの冲中氏(左)、ソフトバンクの松本氏(中)が参加
 12月4日から7日にかけて、香港では3G関連のイベント「3G World Congress & Mobility Marketplace 2006」が開催されている。今年は「ITU TELECOM WORLD 2006」と会期が重なっていることもあり、去年とは趣を変えて大小様々なカンファレンスが主体のイベントとして開催されている。

 6日には各国の通信事業者の技術担当者を招いたディスカッションが開催され、無線技術の進化とIMSの今後について意見が交わされた。

 この中でKDDI執行役員 技術渉外室長の冲中秀夫氏は、IPベースがIMSの基本にあり、すでに同社がオールIPベースのネットワークの構築に取り組んでいることを語ったほか、ソフトバンクモバイル 執行役副社長 技術統括兼最高戦略責任者の松本徹三氏は、同社としても「IMSに注力していくことが必須」と位置づけた。

 すでに導入されている技術としての無線LANと携帯電話の連携については、冲中氏が欧米と異なり日本ではWiFiスポットが都市部を中心に展開されている様子を述べたほか、松本氏は、パケット定額制の利用が進む日本では、無線LANの利用をトラフィックが奪われると恐れるのではなく、トラフィックの混雑を緩和するひとつの手段として捉えることができるとの見方を示した。しかし一方で、松本氏は現在の無線LANは3Gの思想とも異なるものとし、携帯電話サービスにおいてはいつでもどこでも繋がるということが重要であるとした。


ノキアが最新モデルを紹介

 同イベントでは、規模は小さいながらブースを出展するコーナーも設けられており、ノキアがローエンドのCDMA端末を中心に、最新モデルとして「Nokia 1315」「Nokia 1255」「Nokia 1325」「Nokia 1265」などを紹介していた。


CDMA端末 Nokia 1325
 ノキアはCDMA端末の最新モデルを展示  手にしているのは「Nokia 1325」

Nokia 1315 Nokia 1325
 Nokia 1315  Nokia 1325


URL
  3G World Congress & Mobility Marketplace 2006(英文)
  http://www.3gcongress.com/


(太田 亮三)
2006/12/07 12:51

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