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初日午前中のセミナーセッションでは、同社の砂原幸雄社長が挨拶した後、同社取締役の前川英樹氏が「放送を超える放送局～TBSの選択」と題し、講演を行なった。 同氏は「昨年も同じような講演を行なったが、ネットワークのブロードバンド化やCATV業界・通信業界の再編、携帯電話市場の大ブレークなど、当時、予想していないことがこの１年半の間に起こった」と述べ、「こうした状況にあわせて放送業界も自ら変革を進めていかなければならない」と語った。
“Tモード”は、NTTドコモのiモードをもじって作り出された造語で、同氏は「両手を使うキーボードというのは欧米の文化だが、片手の親指１本で操作するテレビのリモコンは日本で育まれた文化。携帯電話もこの親指文化という面でリモコンと共通するところがある」と指摘。「松下ではテレビのリモコンで携帯電話と同じような入力機能を実現する」など、Tモードの具体的なイメージを示した上で、「近い将来、iモードとTモードが融合する。これが私の言う“iT革命”」と語った。 TBSメディアパレード2000では、こうしたセミナーセッションに加え、地上波デジタル放送や携帯電話向けのコンテンツの紹介なども行なわれている。
■ ＵＲＬ TBSメディアパレード2000 http://www.tbs.co.jp/mp2000/ （湯野 康隆） 2000/10/31 19:33 | ||||||||
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