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【CEATEC JAPAN 2006】
東芝、携帯連携の「ウェアラブル睡眠センサ」

東芝ブース
 東芝ブースでは、携帯電話とBluetooth経由で連携できる「ウェアラブル睡眠センサ」が展示されている。これは、手首に巻いて脈拍を測り、睡眠中の体調管理に役立てられるという試作品。手首にあてる部分には、ヘモグロビンに吸収される波長の光が出ており、光の強弱を判定して血流を測定し、脈拍をチェックしている。

 どちらかと言えば医療用途よりも、家庭で普段の健康管理に利用するというスタイルに適した形となっており、測定した脈拍から自律神経の活動をチェックしたりできる。測定データは、Bluetoothで携帯電話側に送信し、BREWアプリで確認できる。また、手首に巻く測定器にminiSDカードスロットが備わっており、そちらにデータを蓄積することもできる。測定器内部には、3軸加速度センサーも備わっており、装着している人の動きを確認することで、起床しているか睡眠中か、チェックすることもできる。

 担当者は「当社では1999年頃から、ウェアラブル機器の開発を進めている。無呼吸睡眠などが話題になったこともあり、本製品を開発した。睡眠中の様子を見るだけではなく、そのデータをエアコンに送って、睡眠時に適した室温設定ができるようにするなど、今後も開発を続けていきたい」と語っていた。


ウェアラブル睡眠センサ 携帯側ではBREWアプリでデータを参照できる

測定器 手首に光を当てて、脈拍をチェック

ウェアラブル睡眠センサの概要

 このほか、東芝松下ディスプレイのコーナーでは、携帯機器向けの薄型タッチパネルも展示。従来品であれば、液晶パネルの上にタッチパネルを載せるという構成になるが、本製品では影ができた部分、あるいは光が当たった部分があると「触っている」と判定するセンサーを採用。液晶パネル部とセンサー部が一体化しており、従来品よりも薄型化が図られている。


従来のタッチパネル(左)と、新型タッチパネル こちらは光を検知する新型タッチパネル


URL
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/
  CEATEC JAPAN 2006
  http://www.ceatec.com/

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(関口 聖)
2006/10/04 16:09

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