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【CEATEC JAPAN 2006】
WCMフォーラム、W-SIM対応の超小型サーバーなど
W-SIMを使った機器の業界団体であるWILLCOM CORE MODULE FORUM(WCMフォーラム)のブースでは、W-SIMを利用した機器などが参考出品されていた。
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W-SIMを活用した超小型HTTPサーバー
W-SIM・エンベデッドサーバー
ウルトラエックスでは、W-SIMを装着した超小型サーバー「W-SIM・エンベデッドサーバー」を参考出品した。開発はサイレントシステムが行ない、販売を同社が手がける。
この小さなサーバーは、W-SIMを装着して電源を投入することでネットに自動的に接続される。HTTPサーバー機能、POP/SMTPクライアント機能を搭載し、パソコンや携帯電話からWebページを利用して最大255台の2.4GHz帯無線モジュール(IEEE802.15.4)をコントロールできる。また、加速度センサーや温度センサーを装備し、異常な温度や端末の動きを検知してメール通知する機能も用意されている。
ブースでは、W-SIM・エンベデッドサーバーに携帯電話から空メールを送信すると、端末付近の温度などが通知され、通知メールからWebページにアクセスし、サーバーと紐付けられた黄色のランプを点灯させるデモが行なわれた。
ブースの担当者によれば、今回出展したものはまだ開発されたばかりということで、今後どういった展開になるかは未定とのこと。加速度センサーや温度センサーを利用して、工場などのセキュリティシステムに応用したり、家庭内のドアに設置して防犯用途での利用や、車載端末への応用などさまざまな展開が見込めるという。
Webページでランプの点灯などを命令
ランプが点灯した
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W-SIM×4枚のブロードバンドルーター
ジャケットルーター
エイビットでは、W-SIMを最大4枚搭載して、簡易的なブロードバンドルーターとして利用できる「ジャケットルーター」を参考出品した。小型の筐体には、左右2枚ずつ計4枚のW-SIMが搭載可能で、イベント会場やネットワークの敷設が難しいエリアなどで簡易ブロードバンドルーターとして利用できるという。実際に商品化する際にはネットワークの見直しなどが必要になることも予想されるとのことだが、担当者は市場動向を見て展開していきたいと語っていた。
また、ネットツーコムでは、Windows Mobileを採用したW-SIM対応PHS端末「IP/PHS Mobile Device」を展示した。コンシューマー向けの展示会では初公開となる。ストレート型の端末で、無線LAN(IEEE802.11b/g)やBluetoothなどをサポート。背面部には指紋センサーなどを登載しており、無線LAN時の待機時間などが向上している。同端末を元に端末メーカーはW-SIM対応のWindows Mobile端末を量産できるという。
このほか、ソフィアシスムズでは、Linux OS搭載のW-SIM対応製品を開発するためのリファレンスモデル「Sandgate W-SIM Phone」を利用した開発環境のデモンストレーションを実施していた。
IP/PHS
Mobile Device
側面部
背面に指紋センサー
端末上部にW-SIMを挿入する
ソフィアシスムズは開発環境をデモ
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URL
WCMフォーラム
http://www.wcmf.jp/
CEATEC JAPAN 2006
http://www.ceatec.com/
(津田 啓夢)
2006/10/03 19:46
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