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【WIRELESS JAPAN 2006】
東芝、タッチ&トライコーナーや新方式のタッチパネル液晶など

東芝ブース
 ステージ上に大きなトウシバ犬のぬいぐるみが置かれた東芝ブースでは、同社の携帯ラインナップや発売が待たれる「V304T」などが展示されていた。

 auとボーダフォンに端末を供給する同社のブースでは、音楽にスポットを当てたタッチ&トライコーナーが設置されていた。auのW44TやW43T、ボーダフォンの904Tや705Tなどが並ぶ中、ケース内展示としてボーダフォンの夏モデル「V304T」なども紹介されていた。

 V304Tは、複数のシンプルモードやエンボス加工が施された数字ボタンなど、エントリーユーザー向けの携帯電話だ。東芝では従来から、エントリーユーザーの使い勝手を考えた端末を提供しているが、V304Tはエントリーユーザーが次のステップへ移るための端末だという。展示されていた端末では、ブラックがカメラ無し、ホワイトがカメラ付きモデルとなっていた。ただし、会場説明員によれば、「基本的な仕様は変更されないが、ボーダフォンがソフトバンクに買収されたことで、若干の仕様変更なども考えられる」とのこと。このほか、海外向けの端末なども手に取れるようになっていた。


ステージイベントが始まるまではトウシバ犬が置かれている タッチ&トライコーナー W44T

705T 904T アジア市場向けGSM端末「TS30」

V304T 背面部

 参考出品としては、タッチパネルディスプレイ「SOG LCD」などが紹介されていた。従来のタッチパネル式ディスプレイは、液晶の上にタッチパネルを認識するシートを挟むことで実現しており、この方式では、ディスプレイの発色が悪く、液晶自体にも厚みが出やすい欠点があったという。

 「SOG LCD」の「SOG」とはシステム・オン・グラスの略称で、液晶ディスプレイ自体がタッチパネルとなっている。内部の光センサが光を感知することで認識する仕組みで、端末の小型・薄型化に期待できるという。ブースでは、指でタッチするタイプと、光るペンを使ってタッチする方式が展示されていた。いずれも商品化の予定は未定。

 このほか、商品のバーコードを読み込み、商品に関して書かれた沢山のブログから口コミ評価を検索できるシステム「ユビdeコミミハサンダー」も参考出品されていた。

 このシステムは、商品について書かれたブログを解析して、良い印象のコメントと悪い印象のコメント収集し、ユーザーに口コミ情報を提供するというもの。ユーザーは、その場で書籍やDVDなどの評価を確認できる。例えば、「性能が高い」と「価格が高い」では同じ「高い」でも、製品に対する良し悪しの評価がが異なる。ブログのこうしたコメントを解析することで、口コミ評価を提供する。2006年にも商用化する予定で、現在提供方法などの検討を行なっているという。サービスやソリューションなど提供形態は未定。


SOG LCD 光るペンで入力するタイプ 液晶のガラス基盤に認識回路がある

ユビdeコミミハサンダー ブログの結果を肯定と否定に振り分ける カメラで製品のバーコードを撮影する


URL
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/

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(津田 啓夢)
2006/07/19 18:56

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