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【モバイルマーケティングカンファレンス2006】
D2C藤田氏、携帯販促の必要性をアピール
ディーツーコミュニケーションズの藤田氏
カルピス 広報部マネージャーの保田大氏
JAM JAPAN Marketing LLC代表の大柴ひさみ氏
「モバイルマーケティングカンファレンス2006」の第2セッションでは、「新しいコミュニケーション戦略、モバイルの役割」と題して、モバイルを活用したマーケティング手法などが語られた。
ナビゲーターとして登場したディーツーコミュニケーションズ(D2C)の代表取締役社長の藤田明久氏は、「携帯電話は24時間、生活者の30cm以内にいる」とし、もっとも身近なツールである点を強調した。同氏は、「生活者と広告を繋ぐ強力な接着剤」「日常生活に入り込む強力な浸透力」「周囲に広告を広げる強力な感染力」の3点を挙げて、「インタラクティブなメディアが従来のメディアを上回っている。コミュニケーションのハブが変化しているのではないか」と述べた。
藤田氏は、12日に「2006 FIFAワールドカップ・ドイツ」の日本チームの初戦が行なわれることに伴って、Gガイドモバイルで試合のテレビ中継の時間をチェックし、そこから自宅のネットワークに繋がったハードディスクレコーダーの予約録画をするデモを行なった。
セッションでは、携帯電話を活用したマーケティング戦略を展開する企業の事例が紹介された。カルピス 広報部マネージャーの保田大氏は、「生活者接点のマネジメント」として、携帯電話とテレビなど既存メディアとの関係などについて説明。既存のメディアと携帯電話を組み合わせて広告効果を上げることが重要とした。
また、米国でオプトインメール事業などを展開するJAM JAPAN Marketing LLC代表の大柴ひさみ氏は、米国のマーケティング事情などを紹介。ブログやSNSなどユーザー発信型メディアの普及で、口コミ(WOM:Word of Mouth)に注目が集まっているとした。特に、インフルエンサーと呼ばれる情報の伝搬者が鍵を握っており、インフルエンサーが薦めたものが売れる状況だという。
セッションの最後にもう一度登場したD2Cの藤田氏は、今回のセミナーでの提言として、パソコンと携帯電話の双方をハブにしたマーケティングを行なうこと、そして、ユーザーの興味や関心をビジネス化するために、常設のモバイルサイトを設置すべきとした。
Gガイドモバイルで予約録画
生活者接点のマネジメント
口コミの重要性が増す
パソコンと携帯電話の双方をハブに
常設のモバイルサイトの必要性
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展示ブース
このほか、カンファレンス会場となった東京プリンスホテル パークタワーには、協賛企業による展示ブースも設置されていた。NTTドコモや三井住友フィナンシャルグループのブースでは、DCMXやiDといったクレジットサービスを紹介。おサイフケータイによる決済のデモや、DCMXのクレジットカードなどが展示されていた。
また、D2Cのブースではノベルティサービス「ドコモコイン」や「Gガイドモバイル」などを展示。バンダイネットワークスと協業展開する携帯電話のカメラを使った読み取りソリューション「カメラでケンサク!ERサーチ」なども紹介されていた。このソリューションは、専用アプリで撮影した画像の特徴点がデータベースに登録されていた画像と一致すると、登録されているURLなどにアクセスできるというもの。ブースでは、商品カタログのページを撮影すると、商品が掲載された携帯サイトにアクセスできるデモが行なわれた。現在、N902iSにプリセットされたiアプリのみ提供されている。
DCMXブース
三井住友ブース
ドコモコインをアピール
カメラでケンサク!ERサーチ
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URL
モバイルマーケティングカンファレンス2006
http://mmc2006.jp/
(津田 啓夢)
2006/06/12 20:35
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