6月5日~9日にかけて、千葉県幕張メッセで、IT関連イベント「Interop Tokyo 2006」が開催されている。7日午前には、さまざま事業者が関心を寄せている広域高速無線通信「WiMAX」の現状を紹介するコンファレンスが催された。その中で、韓国政府の情報通信部 通信事務官 宗相勲氏から、韓国で6月末にも正式サービスが開始されるモバイルWiMAX「WiBro」の現状が紹介された。
宗氏は「かつてはリングバックトーン変更サービスや着信メロディが携帯電話での音楽サービスとして成長してきたが、今やユビキタスデジタル音楽サービスが市場をリードしている。いつでもどこでも音楽を得られるというのは、ユーザー獲得の要因だ。このサービスがあるからこそ、米アップルはiTunes Music Storeを韓国内で展開できない状況と言える」と述べた。