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【BREW 2006 Conference】
EV-DO Rev.Cなど、今後のチップセットスケジュールを紹介
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Senior Director, QCT Product ManagementのBrian Rodrigues氏
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30日(現地時間)、米クアルコム本社で行なわれた説明会では、同社のCDMA2000 1xEV-DO対応チップセットなどのプレゼンテーションが行なわれた。スピーカーには、Senior Director, QCT Product ManagementのBrian Rodrigues氏が登場。CDMA2000系チップセットの現状や、エントリー向けチップセットの新展開が語られた。
CDMA2000のロードマップを説明したBrian Rodrigues氏は、EV-DO(Evolution Data Only)について、「Revolution(変革)ではなく、Evolution(進化)だ」と語った。auでは、2006年末からEV-DO Rev.Aをサービスインすると発表しているが、さらに先の展開として、Rev.Bが標準化が完了し、Rev.Cも2006年中の標準化が見込まれると述べた。
高速で効率のよりパケット通信が可能とされるEV-DOでは、音楽やゲームコンテンツのダウンロードといったリッチコンテンツだけでなく、データ中心端末なども提供されている。1xEV-DOについては、現在18メーカーから140以上の端末が投入されている。
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CDMA2000系のロードマップ
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QCTソリューション
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こうした中、CDMA2000のエントリー向けソリューションでは、QSC60XXシリーズというベースバンドチップが展開されている。このシリーズは、音声サービスとSMSサービスを基本に少しずつスペックが異なり、バラエティに富んだ端末展開が可能となっている。Brian Rodrigues氏によれば、標準的なベースバンドチップを提供することで端末メーカーのコスト削減が見込めるという。
説明会では、同社がターゲットユーザーに適したチップセットを幅広く用意している点が紹介された。QSCシリーズだけでなく、2006年の第4四半期にはボリュームゾーンのチップセットや、マルチメディア型チップセット、ノートパソコンやPDF市場を狙った高機能なものも投入される予定となっている。
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幅広い層に端末を届けるため、機能によってセグメント分けされている
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MSMのロードマップ
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■ URL
BREW 2006 Conference(英文)
http://brew.qualcomm.com/brew/brew_2006/
■ 関連記事
・ BREWやMediaFLOなど、クアルコムのプライベートショー
(津田 啓夢)
2006/05/31 21:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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