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YOZANは現在、「IEEE802.16」通称WiMAXを商用サービスとして提供している。同社が展開するWiFiスポットのバックボーンにWiMAXを利用するというもので、4.95GHz帯を使用して東名阪を対象にサービスを展開している。
2007年4月には国内で唯一のページャサービス（ポケベル）を提供する企業になる見込みであることも明らかにし、「衛星インフラに対応させた上でコストダウンを図っており、ページャを利用した新しいサービスを提供できると確信している」とした。 同社のWiMAXサービスがカバーするエリアについては、東京を例に詳細を紹介。関東では従来のアステル網がカバーしていたエリアに相当する地域をWiMAXサービスでもカバーできているとする地図を示し、東名阪など合計で6月には基地局が3,000台に、WiMAXをWiFiスポットとして利用できるようにするアクセスポイントが30,000台になるとした。同氏はページャを利用したサービスとWiMAXサービスを組み合わせ「楽しいサービスを提供していきたい」とサービスの拡張に意気込みを見せた。
今後の展開については、「2006年はユビキタス元年、VoIPが普及する年と位置付けている。WiMAXについては2月から本格的な展開を開始しており、9月には日本で最大のWiMAXサービス事業者になるだろう」と述べて、引き続きWiMAXサービスを展開していく意向を明らかにした。 同氏はまた、「総務省が検討に入った2.5GHz帯におけるモバイルWiMAX（IEEE802.16e）についても、免許取得を優先課題にしている。4.95GHz帯のWiMAXは東名阪だけだが、2.5GHz帯の免許次第では、VNO事業者と連携しながらサービスを全国に展開していきたい」と語り、WiMAXを利用したサービス展開を全国に拡大させていく方針を明らかにした。
■ ＵＲＬ ワイヤレス・テクノロジー・パーク2006 http://www.wt-park.com/ YOZAN http://www.yozan.co.jp/ ■ 関連記事 ・ YOZAN小松氏、WiMAXサービスの現状を語る ・ YOZAN、法人向け「WiMAX」をサービス開始 （太田 亮三） 2006/04/28 19:58 | ||||||||||||||||||
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