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HSDPAのデモは、すでにいくつかのイベントで展示されていた内容のもの。外観は同じNEC製の端末を用いて、従来のFOMAとHSDPA対応試作機でストリーミングの動画を受信するというもので、HSDPA対応試作機ではより高画質な映像がスムーズに受信できる様子が披露されている。
開発中の指輪型の骨伝導ハンドセット「指話（Yubi-Wa）」は、来場者が実際に指にはめて体験することができる。指話（Yubi-Wa）をはめた指を耳に入れ、爪を耳壁に押し当てるなどすると音や会話を聞くことができる。指話（Yubi-Wa）にはマイク、充電電池が内蔵されており、Bluetooth接続によりハンドセットとして利用可能だ。実際に体験してみたが、すこしこもった音であるものの、天気予報の内容をしっかりと聞き取ることができた。 指話（Yubi-Wa）は、直接指に触れるリングの部分が振動し、指を通じて耳の中に音を伝える。ブースの説明員によれば、この方式では音を伝導する効率が良いため、リングを顔にあてるなどしても音を聞き取ることができない微弱なレベルの振動になっているとう。これにより、市販されているBluetoothハンドセットと同等の利用時間が見込めるとのこと。
■ ＵＲＬ ワイヤレス・テクノロジー・パーク2006 http://www.wt-park.com/ NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/ ■ 関連記事 ・ ドコモの「HSDPA」、その実力は？ ・ ドコモ、4Gに向けた次世代通信技術で屋外実験に成功 ・ 最新端末やコンセプトモデルを展示するドコモブース （太田 亮三） 2006/04/27 16:25 | ||||||||||
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