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【CeBIT 2006】
10メガ携帯など、盛況なサムスンブース
サムスンブース
世界第3位の携帯電話メーカーとあって、サムスンブースは活況を呈していた。展示は、機能や端末のターゲット層などで携帯電話を分け、それぞれのフォーカスに合わせ紹介していた。
音楽やカメラといった機能は、世界の携帯電話でも高機能な端末を中心に必須となりつつある。CeBIT 2006に訪れたユーザーの関心も高いようで、熱心に使用感を試す人でごった返していた。
音楽関連のコーナーでは、先日発表された8GB HDD搭載の「SGH-i310」を使ったタッチ&トライコーナーが設けられていた。端末とともにヘッドフォンも設置されており、ユーザーは思い思いに音楽を楽しんでいた。会場のスタッフは、「音楽が聴けるのはもちろん、音質もいい」とアピールしていたが、来場者の様子を見ると、Windows Mobile 5.0 for Smartphoneに慣れていないためか、音楽を再生するまでの操作に苦戦している姿も目立った。
また、カメラ機能の体験コーナーでは、1,000万画素カメラを搭載した「SGH-B600」を中心に、従来の8メガカメラ搭載モデルなどが並んでいた。物珍しさも手伝い、数人で高画素カメラについて何やら盛り上がっている来場者が多かった。
SGH-i310
端末の体験コーナーは奪い合いの状況
Windows OSに慣れているユーザーにはうれしいツリー表示
音楽再生中の画面
待受画面
フルキーボードを搭載した「SPH-M8000」
SGH-B600
ディスプレイ側は通常のストレート型端末
DMBの体験コーナー
高機能端末によるマルチメディア機能をアピールするサムスンブースの中で、一際注目を集めていたのが、携帯電話向けの地上デジタル放送対応モデルだ。ブースでは、DVB-Hに対応する端末だけでなく、S-DVB、T-DVDといった各方式の対応モデルが用意されていた。
このほか、HSDPAとW-CDMA方式で動画をダウンロードし、通信速度を比較するデモンストレーションなども行なわれた。会場スタッフによれば、サムスンは、今後普及拡大が予想されるHSDPA方式を他社に先行して展開していくという。
なお、HSDPAは理論上、下り最大14.4Mbpsの通信速度が実現するとされているが、CeBIT 2006に出展する企業は、下り最大1.8Mbpsとアナウンスしている場合が多かった。今年2月にNTTドコモが公開したHSDPAのデモでは、通信速度は下り最大3.6Mbpsとされていた。今回のサムスンブースでも下り最大3.6Mbpsとアナウンスされていた。
HSDPA対応の「SGH-ZX20」
W-CDMA方式との通信速度を比較
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URL
サムスン電子(英文)
http://www.samsung.com/
CeBIT(英文)
http://www.cebit.de/
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(津田 啓夢)
2006/03/13 13:11
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