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【3GSM World Congress 2006】
BenQ、下り1.8MbpsのHSDPA端末を発表

6月発売予定というHSDPA対応の「EF91」
 2005年に独シーメンスの携帯電話部門を買収した台湾のBenQが、「3GSM World Congress 2006」の会期中にHSDPA/GSM端末「EF91」を発表した。なお、現在BenQの携帯電話部門 BenQ Mobileはドイツを拠点に活動している。

 「EF91」は下り最大1.8Mbpsという通信速度に対応した折りたたみ型端末で、3.2メガピクセルのオートフォーカス付きカメラや2インチ26万色表示のQVGA液晶、Bluetooth機能を搭載する。GSM圏では現在、標準スペックとなっているMP3やAACの再生機能も備える。ヒンジ付近にインカメラも搭載し、テレビ電話も可能になっている。大きさは92×46.5×23.5mm、重さも100gと、一般的な携帯電話のサイズ、といった印象だ。

 EF91は、6月にドイツで開催されるサッカーのワールドカップに合わせて販売される予定で、T-Mobile、Vodafoneが採用を決定している。通常のW-CDMA/GSM端末としても利用でき、エリアの問題がないため、販売されることになったという。

 このほか、第2四半期出荷予定の1.3メガピクセルカメラを搭載した薄型W-CDMA/GSM端末「S81」、同じく第2四半期出荷予定で、フリップタイプでminiSDカードスロットを搭載し、音楽再生機能を前面に押し出したGSM/GPRS端末「EF51」などが展示されている。


2インチ26万色表示のQVGA液晶を搭載 厚さは23.5mm。流行の薄型端末に比べれば厚みはある

3.2メガピクセル、オートフォーカス付きのカメラを搭載 ストレート型のW-CDMA/GSM端末「S81」

初代「Music Porter」にも似た「EF51」


URL
  BenQ(英文)
  http://global.benq.com/
  3GSM World Congress 2006(英文)
  http://www.3gsmworldcongress.com/

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(伊藤 大地)
2006/02/16 17:57

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