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もっとも注目を集めていたのはやはりHSDPAだ。HSDPAのプロトタイプ端末を使って、最高3.6Mbpsのスループットでストリーミング動画を再生するデモが行なわれた。また、すでに商用モデルとして発表されたHSDPA端末として、2メガピクセルカメラを搭載した薄型の「SGH-Z560」を展示。この端末はバルセロナ市内で積極的に広告展開され、今回のサムスンブースの目玉とも言える存在だ。日本のボーダフォンが3月に発売する804SSと似た形状で、下り最大1.8MbpsのHSDPAに対応。オートフォーカス付きの2メガピクセルカメラ、QVGA液晶を搭載する。出荷時期については「通信事業者次第。年内にはどこかで発売されるのでは」とのこと。 もう1つの目玉が8メガピクセルカメラを搭載した韓国向けのCDMA2000 1xEV-DO端末「SPH-V8200」。800万画素のCCDが携帯電話に搭載されるのは世界初。フラッシュも搭載し、本格的な撮影が可能になっている。 また、Mobile WiMAX（WiBro）に対応した端末「SPH-M8000」も出品されているが、詳細については聞くことができなかった。今年の3GSMで流行している薄型のQWERTY型キーボード搭載GSM/GPRS端末「SGH-i320」や、電卓のようなデザインが特徴的なGSM/GPRS端末「SGH-P300」、韓国の地上デジタルと衛星デジタルに対応したCDMA2000 1xEV-DO端末「SPH-B4100」などが注目を集めていたようだ。ブースの雰囲気もここ数年のサムスンの躍進を象徴するように、すさまじい混雑が続いている。
■ ＵＲＬ サムスン電子 http://www.samsung.com/ 3GSM World Congress 2006（英文） http://www.3gsmworldcongress.com/ ■ 関連記事 ・ スペイン・バルセロナで開催 （伊藤 大地） 2006/02/14 12:29 | |||||||||||||||||||||||||
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