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昨年までの会場はフランスのカンヌだったが、出展者の増加に伴い、今年から会場がバルセロナに変更された。昨年は展示スペースも小さかったため、展示会というよりは「世界の通信業界のキーパーソンが集まるサミット」といった雰囲気だったが、今年はホール数も8つに拡大され、かなり大きな規模のイベントとなっている。開幕前日の会場は、準備の真っ最中。通路にはフォークリフトが行き交っている。 今年の3GSMの見どころは、やはりHSDPAだろう。昨年はインフラ系の展示が中心だったが、今年は、より商用モデルに近い形、つまり端末が多く展示されることが予想される。NTTドコモもイベント前に、下り最大3.6Mbpsのプロトタイプ端末を発表しており、このイベントではじめて一般公開されることになる。 このほか、ボーダフォングループのCEO、アルン・サリン氏らの基調講演も予定されている。本誌でも、日本のケータイ業界に影響を及ぼしそうな話題や、新しく発表された端末などを中心にレポートをお届けする予定だ。
■ ＵＲＬ 3GSM World Congress 2006（英文） http://www.3gsmworldcongress.com/ ■ 関連記事 ・ スペイン・バルセロナで開催 （伊藤 大地） 2006/02/13 11:44 | ||||||||||
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