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【モバイル マーケティング カンファレンス 2005】
モバイルFeliCaを使ったマーケティング事情
左から、フェリカネットワークス 企画部 統括部長の丸子 秀策氏、NTTドコモ マルチメディアサービス部 アライアンス推進担当部長の平野 敦士氏、全日本空輸 顧客マーケティング部 部長の内田 晶夫氏
「モバイル マーケティング カンファレンス 2005」のメインセミナー3では、「モバイルフェリカが変える生活の未来」と題したパネルディスカッションが行なわれた。パネリストにはNTTドコモ マルチメディアサービス部 アライアンス推進担当部長の平野 敦士氏、全日本空輸(ANA)顧客マーケティング部 部長の内田 晶夫氏、フェリカネットワークス 企画部 統括部長の丸子 秀策氏が登場し、おサイフケータイを中心に最新事例や今後のマーケティングのポイントが語られた。
フェリカネットワークスの丸子氏は、今秋にKDDI、ボーダフォンでもFeliCa対応サービスが開始される予定であることを挙げ、「生活インフラになりつつあると実感している。携帯だけでなくパソコンにも搭載されるようになり、FeliCaが使える土壌が整ってきた。今後の展開として、同一業界での汎用性の確立も行ないたい」と述べ、今後開始される他キャリアのFeliCa対応サービスについても、先行するドコモのiモード FeliCaとの汎用性を確立させたいという意向を明らかにした。
ドコモの平野氏は、おサイフケータイを1つのプラットフォームとした上で、参画企業を「おサイフケータイアライアンス」とし、「みんなで市場を盛り上げていこうというもの」とした。おサイフケータイをマーケティングツールにも利用することで店舗の売り上げ増にも貢献できるとし、「おサイフケータイはリアル企業のマーケティングの救世主になれる」と述べた。
また同氏はクレジット事業に進出したことにも触れ、「クレジット事業は、通信料以外の収益を確保したいというのもあるが、そもそもはおサイフケータイの利用店舗を拡大することが目的。クレジット決済の利用率も25%ぐらいまでは引き上げたいし、少額決済市場を盛り上げていきたい」と語り、クレジット事業進出がおサイフケータイと深く結びついた計画であることを明らかにした。
ANAの内田氏は、現在のマーケティングを「テーマにより、コラボ化、オープン化が進んでいる」と指摘。「商品そのものでの差別化は難しい時代で、価格を下げなくても支持を得るようなサービスを展開しなければいけない。自社だけでは限界があり、コラボなどが進んでいる」と分析した。自社のもつマイレージ会員システムと他の企業とのコラボレーションがさまざなな効果や送客効果を生んでいるとしながらも「コラボでは、どうやってブランドの棲み分けを行なうか、データベースの受け渡しを上手く行なうかが課題」と述べ、「利用者として、受けたいサービスを提供するのが重要」とした。
丸子氏はFeliCaの汎用性確立に言及
平野氏はクレジット事業の目的を解説
内田氏は自社のマイレージクラブを例に、コラボ化を今後のポイントに挙げた
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URL
モバイル マーケティング カンファレンス 2005
http://mmc2005.jp/
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
全日本空輸
http://www.ana.co.jp/
フェリカネットワークス
http://www.felicanetworks.co.jp/
(太田 亮三)
2005/06/06 21:54
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