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【CTIA Wireless 2005】
LGも「HSDPA対応機」を出展

LG電子ブース

 ゆったりとしたスペースで、来場者にくつろぎを与えるような演出が施されたLG電子のブースでは、さまざまな携帯電話が展示されていた。ただし、ほとんどの製品は報道関係者を含め、写真撮影禁止と案内されていた。

 最も注目を集めていたのは、「HSDPA」対応の試作機だ。一見したところ、スライドボディを採用したコンパクトサイズ。スタッフによれば、「あくまで試作機、型番も割り当てられていない」とのことだったが、ディスプレイ上には、Cingular Wirelessのロゴマークが入っており、商用化をにらんだモデルであることを示唆していた。

 案内されていた仕様によれば、ダウンロード時の通信速度は最大1.8Mbps。MPEG-4やH.264などの動画データのほか、MP3やAAC、WMAといった音楽データにも対応。ネットワーク経由でのファームウェア更新も可能という。

 このほか、米国市場向けCDMA2000 1xEV-DO端末「VX8100」も展示されていた。やや大振りな筐体でヒンジの左右側面に円形のステレオスピーカーを装備。130万画素カメラ搭載でBluetoothをサポート。miniSDカードスロットも搭載するという。

 ゲームを楽しめるようなデザインが施された韓国向けCDMA端末「KV3600」も人気を集めていた製品の1つ。一見するとコンパクトなストレート端末だが、端末を開けると左右にコントローラのようなボタンが配されている。


撮影禁止 VX8100
 製品のすぐそばに、撮影禁止の案内書き。カメラを構えるとスタッフに止められてしまった  米国市場向けのCDMA2000 1xEV-DO端末「VX8100」の製品画像。ブース内では撮影禁止

KV3600 オープン状態
 唯一撮影可能だった韓国向け端末「KV3600」  オープンした状態では、ゲームをプレイしやすいキー配列に

■ CTIA Wireless 2005(英文)
  http://www.ctiawireless.com/

■ LG電子(英文)
  http://www.lge.com/


米国最大級の通信関連イベント


(関口 聖)
2005/03/16 12:24

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