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【CTIA Wireless 2005】
京セラ、音楽再生対応でスライドボディの米国向けCDMA端末

Kyocera Wirelessブース

 米国市場で積極的に展開している京セラ米国法人Kyocera Wirelessのブースでは、CDMA2000 1x対応端末をアピールする展示内容となっていた。

 イベントでは初出展になるという「KX5」は、“Slider Remix”という愛称が付けられたCDMA2000 1x対応端末。MP3形式とAAC形式の音楽データに対応しており、パソコンから外部メモリカードであるTransFlashにデータを転送して音楽を楽しめるようになっている。説明員によれば、「iTunesとの連携機能はない。AAC形式にエンコードするときのツールとして利用される程度になる」とのこと。

 130万画素カメラや、176×220ピクセルで26万色表示のTFT液晶ディスプレイを搭載し、BREW 2.1およびJavaをサポート。大きさは99×47×23mmで、重さは115g。展示コーナーでは実際に楽曲を試聴できるようになっていたほか、ゲームを楽しめるようオプションのゲームパッドを装着した状態で披露されており、数多くの来場客が手にとって楽しんでいた。


KX5 スライドボディ
音楽再生機能を備えたKX5
スライドボディを採用

ゲームパッド 楽曲再生時
会場では、ゲームパッドをつけたものも
楽曲再生時の画面

 同社ブースでは、既に発売済の米国向けCDMA2000 1x端末を数多く出展。中には、ディスプレイ部分が180度回転するauの「A5305K」そっくりな米国向け端末「Koi KX2」も展示されていた。「A5305K」には、33万画素カメラが搭載されていたが、「KX2」は120万画素カメラを備えており、BREW2.1もサポート。現時点ではハイエンドと言えるスペックに仕上げられている。

 このほか、「W31K」や「ツーカーS」など日本市場向けの携帯電話も紹介されていた。


KX2 外観
ディスプレイが回転する「KX2」
「A5305K」に似た外観

メニュー画面 カメラ
メニュー画面
120万画素カメラを搭載する

W31K
 発売から間もない「W31K」なども展示されていた


URL
  CTIA Wireless 2005(英文)
  http://www.ctiawireless.com/
  Kyocera Wireless(英文)
  http://www.kyocera-wireless.com/

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(関口 聖)
2005/03/15 13:03

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