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【CTIA Wireless 2005】
ノキア、CDMA2000 1x対応の3機種を披露
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ノキアは、「CTIA Wireless 2005」の開幕にあわせて、新たなCDMA2000 1x端末3機種を発表した。同社ブースでは、その3機種が体験できる状態で展示されていた。
今回発表されたのは、8倍デジタルズーム対応の100万画素カメラを搭載した「Nokia 6155」、スタンダードなスペックで折りたたみ型ボディの「Nokia 3155」、エントリーモデルでストレートボディの「Nokia 2115i」の3機種。いずれもCDMA2000 1x方式に対応している。
“万能型”とアピールされている「Nokia 6155」は、100万画素カメラ搭載で、26万2,000色表示、128×160ピクセルのTFTディスプレイを装備。カメラ機能では、静止画だけではなく、MPEG-4/H.263/H.264形式の動画撮影も可能。JavaアプリケーションやBREWアプリを利用することもできる。大きさは88.6×45.4×25.8mmで、重さは126g。2005年第4四半期に発売される予定だ。
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Nokia 6155
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100万画素カメラを搭載
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本体左側面
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本体右側面。軽く感じるが、やや分厚い
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開いたところ
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メニューアイコン
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「Nokia 3155」は、128×160ピクセル、26万2,000色表示のTFTディスプレイを搭載。「6155」と同じく、JavaアプリとBREWアプリに対応しており、12MBのメモリを内蔵する。カメラは搭載されておらず、大きな特徴はないが、ビデオ・音楽のストリーミング再生が可能とのことで、マルチメディアコンテンツも楽しめる。大きさは84.8×45.5×25mmで、重さは111.4g。2005年第3四半期に登場する予定。
シンプルで軽さが際だつ「Nokia 2115i」は、ノキアらしいデザインに仕上げられたストレート端末。エントリーモデルに位置付けられており、Javaアプリのダウンロードなどには対応していない。着せ替えカバー「Xpress-on」をサポートする。大きさは102.4×42,2×21.5mm、重さは88g。
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Nokia 3155。カメラは搭載していない
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開いたところ
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左側面
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右側面
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Nokia 2115i。Virgin Mobileでは「Shorty」として発売される
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側面。88gという軽量ボディだ
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ノキアでは、航空会社やCD販売店などを展開する英Virginグループの1つである、米国の通信事業者Virgin Mobileに対して端末を供給することも同日付で発表している。その端末は、「Shorty」と名付けられているが、同社ブーススタッフによれば、Virgin Mobileのロゴが入った「Nokia 2115i」が「Shorty」として販売されるという。
同じく、14日付で、W-CDMA方式の通信機能を高めた「Internet High Speed Packet Access(I-HSPA)」と、「High Speed Uplink Packet Access(HSUPA)」が発表されている。このうち「HSUPA」は、ドコモやボーダフォンで導入が検討されている「HSDPA」の進化版と言える方式で、1.4Mbpsというアップロード速度を実現。将来的には5.8Mbpsを実現するとしており、同社ではP2Pでのゲーム対戦やデータ交換が可能になるとアピール。今回の「CTIA Wireless 2005」では同社顧客向けにデモンストレーションを披露するのみで、一般公開は行なわれていなかった。
■ CTIA Wireless 2005(英文)
http://www.ctiawireless.com/
■ ノキア(英文)
http://www.nokia.com/
・ 米国最大級の通信関連イベント
(関口 聖)
2005/03/15 12:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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