先月の「3GSM World Congress」では、通信専門イベントということもあり、W-CDMA/GSM端末の新製品「Nokia 6680」「Nokia 6681」を投入してきたノキアだが、より一般ユーザーに向けた展示内容となるCeBITでは、クラシックなデザインのGSM端末2機種を発表、展示している。
会場での一番人気は、3GSMで発表された、3GSM/W-CDMA対応、Symbian OS Series 60搭載のスマートフォン「Nokia 6680」。一般来場客に解放された端末はなく、スタッフが管理する数台しかないため、常にだれかが手にとって見ているという状況だった。スタッフは「3Gのエリアカバーが実用的になってきたドイツでは、3G端末の販売競争も加速する。6680は最大の武器だ」と自信を見せていた。