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ドイツ・ハノーバーにて、世界最大のエレクトロニクス関連の展示会「CeBIT 2005」が10日、開幕する。会期は16日までの7日間。開幕前日の9日には、プレス関連イベントが開催されている。しかし、恒例となっていたノキアのプレスカンファレンスは今年は開催されず、やや寂しいスタートとなった。
昨年、携帯電話関連の見どころとして、3Gとiモードの2点を挙げたが、今年は韓国勢と昨年に引き続き3Gに注目したい。まず前者は、サムスンが開幕直前に発表した700万画素ケータイに期待が集まるところ。LG電子も含め、先月、仏カンヌで行なわれた3GSM World Congressではおとなしめだった韓国勢だけに、CeBITでどれだけアピールしてくるかが注目だ。
3Gに関しては、ここドイツではかなりエリアも広くなり、筆者が現地に持ち込んでいる702NKも、ほとんどの場所でW-CDMAのアンテナマークが立っている。さすがにGSMにはまだ及ばないものの、ここまで来ればあとはいかに「端末を買わせるか」という段階に来ていることは確かだろう。日本でいうFOMAの900iシリーズのような、本格普及への起爆剤となる端末が見られるだろうか。
開幕前日の9日は、雨とみぞれが混じるあいにくの天候だったが、例年の通り、各ブースは会場設営に大忙し。プレスセンターにも各国のジャーナリストが集まり、祭りの前の高揚感で会場全体が埋め尽くされている。本誌では携帯電話端末を中心に、随時レポートをお届けする予定だ。
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前日というのにこの状況。大丈夫?
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関係者の車両が行き交い、準備に大忙し。VIP専用のリムジンもちらほら見られる
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■ CeBIT 2005(英文)
http://www.cebit.de/
(伊藤 大地)
2005/03/09 21:08
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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