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NTTソフトウェアのブースでは、Javaアプリを使った法人向け携帯ソリューションをデモンストレーションしていた。 同ソリューションは、Javaアプリを使って携帯電話の赤外線通信、Bluetooth、FeliCaなどをビジネスで活用するソリューション。赤外線通信機能を使って、モバイルプリンタから領収書を発行し、外出先で受注を行なうアプリや、FeliCa対応の携帯電話をポイントカードや会員証として利用するためのアプリなど、企業向けにカスタマイズして提供する。 価格は、500万～1,000万円程度で、単機能のみを利用したい場合は200万～300万円程度でも提供可能。現在は、個別に営業展開をかけており、今春にも今回のソリューションをパッケージ化した商品を提供し、本格展開を図るという。会場スタッフは、「携帯電話のJavaアプリはエンターテイメント系のものばかり。ビジネスでももっと活用できる」とアピールしていた。 このほか、動態管理ソリューション「びずもび」なども紹介。同サービスは、バスなどで導入された場合、次に到着するバスの現在地を携帯電話で確認できるというもの。位置管理を行ないたい車両や人員に対し、GPS搭載の携帯電話を持たせるだけで利用できる。
ブイキューブブロードコミュニケーションのブースでは、テレビ電話機能に対応した携帯電話で利用可能なテレビ会議システムをデモンストレーション。ASP型とサーバー型の2つの導入形態が用意される。 専用ソフトやアプリを必要としないため、パソコンと携帯電話を交えたテレビ会議が手軽に行なえる。ASP型では最大10人まで対応する。利用料は月額10,395円～で、別途初期費用として30,450円かかる。 また同ブースでは、同様のシステムを使った遠隔監視システムなどもデモを行なっていた。ペットホテルや託児所などでの需要を見込んでいるとのこと。 このほか日立のブースでは、企業向けのIP電話などを積極的に紹介しており、無線LAN対応の法人向けFOMA端末「N900iL」などが展示されていた。
■ ＵＲＬ NET&COM 2005 http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/ NTTソフトウェア http://www.ntts.co.jp/ ブイキューブブロードコミュニケーション http://www.vcube.com/ 日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ （津田 啓夢） 2005/02/02 20:54 | ||||||||||||
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