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【2005 International CES】
LGブース、地上波テレビケータイに128MBメモリ内蔵端末
LGブース
サムスンと並ぶ韓国のケータイメーカーといえばLG電子だ。最近、革新的な製品のリリースを続けるサムスンにやや水を開けられた感はあるものの、今年のCESでも50台におよぶ大量の端末を展示。さらに、ブース内の写真撮影は報道関係者を除き、一切禁止されており、「2007年までに世界第3位のシェアを獲得する」という目標に向け、一丸となっている印象を受けた。
まず、最もブース内でフィーチャーされたのがLGとして初の米国向けCDMA2000 1xEV-DO端末となる「VX8000」だ。サブ液晶上部に130万画素のカメラを搭載するほか、MP3プレーヤー機能、最大15秒までの動画記録、音声や動画のストリーミング受信などマルチメディア機能に重点が置かれている。メインディスプレイに176×220ドット、サブディスプレイに120×160ドットの26万色表示のTFT液晶を採用。内蔵メモリは128MBと、現在ある製品のなかでもトップクラスの容量を搭載している。
米国向けのCDMA2000 1xEV-DO端末「VX8000」
「VX8000」は、今回の展示の目玉だった
報道関係者がしきりに取材していた端末が地上波テレビを閲覧できる「LT1000」だ。端末自体は韓国向けだが、大きなアンテナと動画再生画面が目を引いたのだろう。130万画素カメラとMP3プレーヤー機能、テレビ出力機能も搭載し、韓国でもヒットしているそうだ。
アンテナを装備した「LT1000」。地上波テレビの受信が可能
サブディスプレイでも閲覧できる
しかし、一般来場客の人気を集めたのはQWERTY配列キーボードが利用できる米国向け端末「F9100」だった。通常、このようなタイプの端末はノキアのCommunicatorシリーズのように、ヒンジで開くタイプが一般的だが、「F9100」はスライドさせてキーボードを使用する点がユニークだ。液晶の解像度は128×160ドットと低く、スペックも控えめだが、その理由についてスタッフによれば、「米国のユーザーは値段についてかなりシビアだが、フルキーボードへの要望が高い。それに対応する製品を作った」とのこと。
米国向け850/1,900MHz GSM対応端末「F9100」
水平方向にスライドする機構で、QWERTYキーボードによるメッセージ入力が可能
来場客の人気を「F9100」と二分したのはゲームのプレイに重点を置いた韓国向けCDMA端末の「KV3600」だ。こちらは携帯ゲーム機のようなボディが特徴で、ゲーム専用機のような操作感を目指して設計されたという。実際に使用したが、ボタンが押しやすく、なかなかケータイでプレイするのが難しいシューティングやアクション、スポーツのようなゲームでも十分対応できそうな印象だ。
LGブース取材時には、こちらが日本の専門誌記者だと知ると、突然セールスマネージャークラスの紳士が現われて、筆者の質問に一通り答えた後、逆に「日本ではどのメーカーが強いか」「なぜそう思うのか」「カメラは重要か」「我々の製品をどう思う」「日本のメーカーはなぜGSMに本気で取り組まないのか」などと矢継ぎ早に質問されてしまい、面食らった。腰を据えて話し込む様相を呈したので早々と逃げ出してしまったが、進境著しい韓国メーカーの勢いを肌で感じるような体験だった。
ゲームのプレイに重点を置いた韓国向けCDMA端末の「KV3600」
折りたたむとコンパクトなストレート型端末に
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URL
2005 International CES(英文)
http://www.cesweb.org/
LG電子(英文)
http://www.lge.com/
(伊藤 大地)
2005/01/11 12:29
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ケータイWatch編集部
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