これら次いで注目度が高かったのがCES開幕直前に発表された米国向けGSM端末「P207」だ。「Speech To Text」機能により、音声認識によるSMSの作成が可能。機能の利用には事前に利用者が自分の声を登録させる必要がある。実際にデモを見せてもらったが、認識スピードは速く、日常の連絡程度ならば実用レベルに達していそうな印象だ。通信方式はGSM 850/1800/1900MHzのトライバンドでEDGEおよびGPRSの通信に対応。ディスプレイは1.9インチ、26万色表示のTFT液晶。MP3ファイルを着信音にする機能を搭載している。米国で第1四半期中に出荷される見込み。なお、「A890」は同様の機能に加え、ストックした定型文を声で呼び出せる機能を持っている。