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ドコモ、iモード FeliCaのソリューションを展示 NTTドコモのブースでは、iモード FeliCaを使ったソリューションを中心に紹介していた。タクシー会社向けのFeliCa決済対応車載端末は、タクシーの乗車料金をiモード FeliCaで支払えるというもの。専用端末を提供するサクサ、ドコモ、クレジットカード会社が共同で提供するソリューションで、iモード FeliCaによるクレジット決済が可能となっている。現在実証実験を行なっているとのこと。 また、iモード FeliCa対応のオフィス用プリンタなども展示されていた。こちらは、プリントする際にFeliCaを使って認証を行なうというもので、機密文書などの漏洩を防げるという。プリンタ搭載されたFeliCaのリーダーに端末をかざし、さらに、プリンタ側で暗証番号を入力する。ディスプレイを使って操作するため、無駄なプリントなども抑えられるとのこと。 会場ではこのほか、災害時の安否確認・緊急連絡ソリューションなども紹介していた。また、会場でアンケートに答えた来場者には、マイタンの40％縮尺の携帯電話フィギュア「Mobile Figure Collection I」をプレゼントしていた。
KDDI、位置情報ソリューションや、W21CAなどを展示
また、参考出品として、RFIDとBluetoothなどを使った勤怠管理ソリューションなども展示されていた。こちらは、直行直帰が多い保守員などが出先で勤怠管理が行なえるというもので、勤務地に到着した際に、ハンディターミナルでRFID付き社員証を読み込み、その情報をBluetoothで携帯電話に送信する。携帯電話側は、その情報と端末の位置情報をBREWアプリで会社のサーバーなど送信する。位置情報を送信するため、勤務地にいるかどうかが確認できる。 なお、会場スタッフによれば、RFIDを利用したソリューションが現在検討段階で、商用化については未定とのこと。 このほか、会場ではカシオ計算機製の「W21CA」や、三洋電機製の「A5507SA」なども展示されていた。
DDIポケット、体感1Mbpsのデータ通信カードをデモンストレーション DDIポケットのブースでは、2004年度内に提供される見込みの体感1Mbpsのデータ通信カードなどが展示されていた。32kbpsを4つ束ねて256kbpsを実現し、さらに体感速度を向上させるブースターで1Mbps程度の通信速度を体感できるというもの。参考出品されていた端末はPCカードタイプだったが、端末の形状はまだ決定されていないとのこと。会場スタッフは、「来年の3月までには必ず提供できる」とアピールしていた。このほか、DDIポケットが開発を進めるジャケットフォンのコンセプトモデルも展示されていた。R-SIM（Radio Subscribe Identify Module）と呼ばれる小型のPHSデータ通信カードを搭載することで、端末メーカー以外も積極的参入できるというもので、現在開発が進められている。
■ C＆Cユーザーフォーラム ＆ iEXPO2004 http://www.uf-iexpo.com/ ■ NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/ ■ KDDI http://www.kddi.com/ ■ DDiポケット http://www.ddipocket.co.jp/ （津田 啓夢） 2004/12/01 18:11 | |||||||||||||||||||||||||||
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