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【CEATEC JAPAN 2004】
海外モデルを紹介するNECブース

 NECのブースでは、「N506i」や「N900iS」など既に発売されている端末を紹介する一方で、中国や欧州向けモデルを展示するコーナーが人気を集めていた。

 紹介されていたのは、中国向けの薄型フラッグシップ端末「N900」や、タッチパネルを採用し、手書き入力が可能な中国向け「N620」など。いずれも国内端末とは異なる仕上がりだけに、担当者への質問が飛び交っていた。

 このほか同社ブースでは、無線LAN対応のFOMA端末「N900iL」による法人向け内線システムの紹介や、国際テレビ電話の体験コーナーが設けられていた。携帯電話関連でユニークな出展としては、FOMA回線を利用した映像中継システムだ。同社では、ドコモと文化放送が開発したFOMA回線利用のラジオ局向け中継システム「FOMA高品位音声中継システム」の機材を提供しているが、今回出展されていた映像中継システムは、その音声中継システムに似た外観の携帯機器を用いる。

 携帯機器には4つのデータ通信用FOMAカードを装着し、64kbpsのテレビ電話回線を4本束ねる形で映像を送り出す。受信側に設置するルーターで4回線分の映像を1つにまとめるとのことだが、さらにH.264コーデックを伸張するシステムを経由することになる。

 映像品質は、ビットレートが200kbps程度で、「美麗とは言えない」(担当者)レベルとのことだが、同社では放送局や自治体の防災機材としての供給を想定しており、速報性を重視するシーンで活用してほしいという意向のようだ。


中国向けの薄型フラッグシップ端末「N900」 携帯電話とは思えない形状。多くの来場者から質問が寄せられていた

こちらは中国向けモデル「N620」。タッチパネルを採用し、手書き入力が可能 端末を閉じたところ

国際テレビ電話の体験コーナー FOMA回線を利用した映像中継システムに用いられる携帯機器


URL
  CEATEC JAPAN 2004
  http://www.ceatec.com/
  NEC
  http://www.nec.co.jp/

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さまざまな分野の情報通信技術が披露されるイベント


(関口 聖)
2004/10/06 16:04

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