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【CEATEC JAPAN 2004】
富士通、回転型やキーボード型など携帯のコンセプトモデル

 富士通のブースでは、携帯電話の新たな形状を提案するコンセプトモデルが多数出展されていた。ハイエンド、スタンダード、エントリーと利用者のニーズにあわせたモックアップが3種類ずつ用意されており、それぞれ注目を浴びていた。

 ハイエンドとして紹介されていたのは、キーボード入力に特化したもの。端末の一部をスライドするとアルファベットが刻印されたキーボード部分が露出するという使い方になるようだ。

 スタンダードモデルは、いずれもディスプレイが回転するタイプ。映像視聴というスタイルを提案する形で、キー配列を見れば、iモードのロゴマークが刻印されているものもあったほか、T字型に変型してジョグダイヤルで操作するというモデルも展示されている。

 エントリーモデルは、外観に特化したと思われるもので、金属の質感を強く押し出したものや、鮮やかな赤色に染め上げられたもの、ゴムのような素材を用いて首から下げる使い方になるモデルが紹介されていた。

 このほか同ブースでは、FOMAらくらくホンやF900iT、携帯向け分散型音声認識技術などが紹介されていた。


折りたたみタイプのキーボード特化モデル キー側ボディがスライドするというコンセプトモデル

横長キーボードがスライドするモデル 折りたたみタイプでディスプレイが回転すると思われるモデル

ディスプレイ回転モデル。キー側ボディを包み込むような形だ T字型モデル。ジョグダイヤルでの操作も提案されていた

金属の質感をアピールするコンセプトモデル 鮮やかな赤をアピールするモデル

ゴムのような素材を多用したモデル。首から下げて使うようだ 富士通製の900iシリーズも紹介

分散型音声認識技術のデモンストレーションも行なわれていた


URL
  CEATEC JAPAN 2004
  http://www.ceatec.com/
  富士通
  http://jp.fujitsu.com/

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(関口 聖)
2004/10/06 16:03

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