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「SC8000」は、Pocket PC搭載のPDA型CDMA 1X端末で、形状はKTブースで展示された「iPAQ SwingPhone」に似ているが、こちらは無線LAN機能を内蔵しておらず、ディスプレイの表示サイズも240×320ドットとなる。なお、提供するキャリアによって端末名称が異なる。 GPSを搭載し位置情報を取得できるほか、端末上部には回転式の110万画素カメラを装備。MP3プレーヤー機能や動画閲覧、JavaとBREWに対応しゲームコンテンツなども楽しめる。スライドさせることで数字キーが露出し、タッチパネル方式で電話もかけられる。 ディスプレイは、2.8インチ、240×320ドット、約26万色表示のTFT液晶。CPUはインテル製のPXA255 400MHzで、128MBのフラッシュメモリ、64MBのRAMを搭載する。連続待受時間は168時間で、連続通話時間は3時間。大きさは110×58×24.2mm（高×幅×厚）で、重さが約192gとなる。価格は提供するキャリアによって異なり、800,000ウォン（8万円弱）程度。
端末ではこのほか、ハチソングループ向けに提供しているW-CDMA方式の端末「U8110」や、端末をトランシーバーのように利用できる技術「Push-to-talk」（PTT）に対応したベライゾン向けの「VX4700」なども展示。「U8110」は、30万画素カメラを搭載し、MP3プレーヤー機能やJavaに対応する。会場ではテレビ電話機能も体験できた。連続待受時間は150時間で、連続通話時間が3時間。大きさは95.7×49.5×23.1mm（高×幅×厚）で、重さは124g。価格は約380ドル。一方の「VX4700」は、米国で人気のトランシーバーのように利用して会話が行なえるPTT対応端末。ヒンジ部付近のボタンを押している間相手に話すことができる。大きさは86×48×22.9mm（高×幅×厚）で、重さは公開されていない。
なおブースでは、キャリアや他メーカーのブースと同様にMP3プレーヤーや、携帯向け多チャンネル衛星放送対応携帯電話の体験コーナーを設置。韓国内でのマルチメディアサービスへの関心の高さを窺わせた。 また、カメラ付き携帯電話を使ったプリントサービスも実施しており、会場内をインラインスケートで走るスタッフが撮影した来場者の写真が壁に貼られていた。さらにイベント期間中、端末のデコレーションサービスも無料で行なっており、平筆で端末にイラストを描いてビーズで装飾している様を来場者は興味深げに見つめていた。
■ ＵＲＬ LG電子 http://www.lge.com/index.do （津田 啓夢） 2004/09/09 11:15 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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