| ||||||||||||||||||||
iPAQ SwingPhoneは、802.11bの無線LANモジュールを内蔵したPDA型の1xEV-DO端末。KTの公衆無線LANサービス「NESPOT」のアクセスポイント（AP）エリア内では無線LANで接続、APの外ではKTFのCDMA 1xEV-DO網に接続され、シームレスに高速通信が可能となっている。ネット接続やメール送受信のほか、MSNメッセンジャーや動画閲覧が可能。端末にはスタイラスが装備されており、PDA端末のように利用できる。 ディスプレイは、2.8インチ、640×480ドット、約26万色表示の反射型TFT液晶を装備し、ディスプレイ上部には、回転式の110万画素カメラを搭載。MP3やWMA、OGGなどのマルチメディアファイルもサポートする。OSはWindows Mobile 2003 Second Edition software for Pocket PCで、CPUはインテル製のPXA270 520MHz。128MBのフラッシュメモリ、64MBのRAMのほかにSDIOのスロットも用意されている。 大きさはは114×26.5×59mm（幅×奥行×高）で、重量は203g。ボディカラーはブラックとホワイトの2種類。同端末は韓国向けの端末で、最近発売されたばかり。価格は600,000ウォン（5万円弱）となる。
同ブースではこのほか、携帯電話サービスの体験コーナーも大きなスペースとなっていた。KTFでは、同社の3G携帯電話向けマルチメディアサービス「fimm」を展開しており、ブースでは、携帯向け衛星放送の受信やストリーミング映像の閲覧、テレビ電話機能などをゆったりとしたソファで体験できた。 SKテレコムやKTFなど韓国のキャリアは、端末を紹介するよりも携帯電話を使ったサービスを中心にアピールしており、日本の携帯事業者とは異なる印象を受けた。
■ ＵＲＬ NESPOT Swing（英文） http://www.kt.co.kr/kt_home/eng/personal/nespot/nespot04.jsp KT（英文・ハングル・中文） http://www.kt.co.kr/ （津田 啓夢） 2004/09/08 22:13 | ||||||||||||||||||||
|
|