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端末の紹介コーナーは小さなスペースだったが、3Dサラウンドスピーカーを搭載したスライド式端末「IM-7400」などが展示されていた。今回のイベントでは、MP3形式の音楽ファイルをダウンロードして携帯電話を音楽プレーヤー替わりにして利用するスタイルが多数のブースで紹介されており、SKテレコムのブースでも大きなスペースが取られていた。3Dサラウンドのステレオスピーカーは、国内のステレオスピーカー搭載端末より大音量の出力が可能で、より音楽プレーヤーとしての利用に重点が置かれている。IM-7400は、110万画素カメラやFMラジオ100MBの内蔵メモリなどを搭載、9月中にも韓国で発売され、価格は60万ウォン（6万円弱）、ワールドワイドだと500ドル程度とのこと。
ブース入り口には、同社の過去の端末から現在の端末に至るSKテレコムの歴史を振り返るコーナーが設置され、ショルダータイプの携帯電話などが展示されていた。また、ブース内では全身銀色に塗られた男女がパントマイムを行なっており、手にした携帯電話の利用スタイルを紹介しながら、マネキンのように振る舞っていた。来場者の1人が記念撮影を行なうと、他の来場者が自分のカメラ付き携帯電話で撮影を行なうなど、日本と同様に韓国でもカメラ付き端末が浸透していることを窺わせていた。なお、「ubiquitous bar（ユビキタスバー）」と銘打ったドリンクサービスコーナーなども用意されていた。 ブースでは、DMB（Digital Multimedia Broadcasting）サービスも強くアピールされており、サムスンブースと同様多チャンネル衛星テレビ放送の紹介には人だかりができていた。SKテレコムでは、12月にサービスを開始する予定。また、SKテレコムなどが他社と共に進めている携帯電話などから自宅の生活家電をコントロールする「Digital Home」も実際の自宅に見立てたコーナーが設けられ関心を呼んでいた。
■ ＵＲＬ SKテレコム http://www.sktelecom.com/ （津田 啓夢） 2004/09/08 21:20 | ||||||||||||||||||||||||||
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