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■ パナソニック、Beyond 3G向けコンセプトモデルなど パナソニックのブースでは、国内向けの端末ラインナップに加え、海外で展開しているGSM方式の端末などを展示。また、実用化されている3G以降の次世代通信方式「Beyond 3G」へ向けたコンセプトモデルなども紹介していた。パナソニックでは、GSM方式で「Slim」「Simple」をコンセプトにした端末を投入しているが、今回の展示でも重さ79gのストレート型カメラ付きGSM携帯電話「X100」、厚さ12.9mm、30万画素カメラ、Java対応の「X200」などを展示していた。また、ワンプッシュオープン機能や着せ替えパネルを採用したGSM端末「A500」なども手に取ることが可能だった。同端末は、P900iのようにビス止めの着せ替えパネルとなっており、着せ替えパネルのことをブースでは、「X-Changeable Cover」と表示していた。 このほか、Beyond 3G向けのコンセプトモデルも紹介。回転式などのデザインコンシャスな端末の中、サングラス型の端末や化粧品やアクセサリー型の端末も展示していた。サングラス型の端末では、サングラスをかけると内側にメニュー画面などが表示されることが想定されているという。いずれも製品化の予定はないとのこと。
■ 各社が海外向けモデルを展示 三洋電機ブースでは、PHS/GSMのデュアル携帯電話「PGD-G1000」などを紹介。同端末はGSM 900/1800MHzに対応し、PHSもサポート。11万画素カメラを搭載し、フラッシュ機能も装備する。このほかauの新WIN端末「W21SA」や、米スプリント向けのモデルを展示していた。シャープのブースでは、SH900iといった国内向け端末のほか、欧州ボーダフォン向けのメガピクセル携帯電話「GX30」なども紹介していた。今年3月に発売され、欧州初のメガピクセル端末となった「GX30」だが、国内向けモデルの方が来場者からの注目を集めていた。 東芝ブースでは、10月中旬にも提供が開始される予定のモバイル機器向けの多チャンネル衛星放送「モバイル放送」の受信端末が展示されていた。モバイル放送の衛星は、SKテレコムなどと共同で所有しており、今回のイベントでもSKテレコムやサムスン、LGなどがDigital Multimedia Broadcasting（DMB）対応の携帯電話を紹介している。 モバイル放送のスタッフによれば、韓国よりも少し早く日本で本放送が開始されるという。しかし、携帯電話タイプの端末については、「今後日本でも投入される予定」とするにとどまっており、携帯電話型は韓国の方が積極的な印象だ。
■ ＵＲＬ パナソニック http://panasonic.jp/ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ シャープ http://www.sharp.co.jp/ モバイル放送 http://www.mbco.co.jp/ ITU TELECOM ASIA 2004 http://www.itu.int/ASIA2004/ ■ 関連記事 ・ 釜山でITUの通信関連イベントが開幕 （津田 啓夢） 2004/09/08 13:27 | ||||||||||||||||||||
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