WIRELESS JAPAN 2004では、携帯電話向け製品やソリューション、コンテンツなどを手がける多数の企業が出展していた。携帯電話関連事業について紹介しよう。
■ Kラボ、iモード FeliCa対応ポスターなどをアピール
ケイ・ラボラトリーは、ポスターなどの媒体にiモード FeliCa端末をかざすと、広告情報などに簡単にアクセスできるポスター「Feliポ」をアピール。単なる情報配信だけでなく、ユーザー属性や時間、天気、アクセス頻度などに応じて配信内容を変更できるため、One To Oneマーケティングが行なえる。
ブースではポスターだけでなく、デパートなどに設置される情報端末にFeliCaを対応させたものなども展示されていた。
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ポスターにiモード FeliCa端末をかざす
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デパートに設置される案内板タイプ。実際のリーダー・ライターは内蔵される
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■ URL
ケイ・ラボラトリー
http://www.klab.org/
■ サイバード、地上デジタル放送と連動する情報配信技術を紹介
サイバードは、IMAGICA、IMAGICAディーシー21などと共に手がける地上デジタル放送向けの携帯電話を使った双方向技術「ワンプッシュ」を紹介。同技術は、番組内やCM放送中に小さなマークが表示された場合に、携帯電話のJavaアプリを起動して、ボタンを押すと、携帯電話側にURLが送信され、さまざまな情報が手に入るというもの。現在、名古屋テレビ放送で放送が開始されている。
ブースでは、実際にテレビと携帯電話が用意され、ワンプッシュを体験することができた。
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ブースでは放送を流しながらデモンストレーションした
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「ワンプッシュ」が利用できるときは、画面の端にこのマークが表示される
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■ URL
サイバード
http://www.cybird.co.jp/
■ コバルト、高画質な静止画が表示できる携帯向け遠隔監視システム
コバルトは、携帯電話を使った遠隔監視システム「愛あいまもる」をデモンストレーションした。Webカメラや対人感知センサー、ルーターなどのセットで、携帯電話では家庭などの様子を確認できる。利用料は月額3,150円~で、別途初期必要がかかる。
特長は、他社の展開する遠隔監視システムをよりも高画質な静止画を表示できるところ。カメラ位置をリモートコントロールできるWebカメラであれば、携帯電話からカメラ位置を操作できる。
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画像は画面いっぱいに表示
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遠隔操作でズームアップ
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デモで使用していたパナソニック製Webカメラ
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■ URL
コバルト
http://www.e-cobalt.jp/
■ インデックス、IDS、ジグノなど法人向けソリューションを展示
インデックスは、個人情報保護の認証機関の「TRUSTe」のモバイル版となる「TRUSTeMobileシールプログラム」を紹介していた。国内の認証はNPO法人の「日本技術者連盟」が行ない、同社では、個人情報保護のプラン作り、運用などをサポートする。
このほか、アイ・ディー・エス(IDS)は、法人向けのパケット通信料の削減ソリューションや、社内メールにアクセスできる法人向けソリューション「携帯bizメーラ」などを展示。ジグノシステムジャパンやウェブテクノロジのブースでは、画質を維持してきれいな画像を得られる減色エンジンを搭載した携帯サイト構築ソリューションなどを展示していた。
■ URL
インデックス
http://www.indexweb.co.jp
アイ・ディー・エス
http://www.ids.co.jp/
ジグノシステムジャパン
http://www.gignosystem.com/
ウェブテクノロジ
http://www.webtech.co.jp/
WIRELESS JAPAN 2004
http://www.ric.co.jp/expo/wj2004/
(津田 啓夢)
2004/07/23 23:03
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