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セイコーエプソンのブースでは、広視野角・高コントラストの携帯機器向けディスプレイや、開発中の視野角の制御が可能な液晶や有機ELディスプレイなどが展示されていた。また、液晶プロジェクターコーナーの脇には、液晶プロジェクター向け技術を直視型ディスプレイに応用したという高温ポリシリコン（HTPS）TFT液晶ディスプレイのデモが行なわれていた。同ディスプレイは1.6インチ、解像度960×540ドット、667ppiの超高精細液晶。同社によれば市販化の予定はないとのことで、参考出品という形で展示されていた。
シャープのブースでは、2.6型で640×480ドットの解像度をもつ「VGAシステム液晶」が展示されていたほか、デジタルカメラ向けにまもなく出荷されるという「モバイルASV液晶」のデモが行なわれていた。同製品は上下左右170度の広視野角、1フレーム以内の高速応答が特徴で、携帯電話向けにも出荷が予定されている。
東芝松下ディスプレイテクノロジーは、同社の液晶を採用した携帯電話端末とともに最新の液晶ディスプレイを展示。広視野角・高コントラストの液晶が従来の製品と比較できる形で展示を行なっていた。
日立ディスプレイズは、携帯電話向けのメイン・サブ一体型のデュアルディスプレイなどを展示し、参考出展で高解像度（QVGA）・高コントラストの製品も展示されていた。
サムスン電子のブースでは、携帯機器向けのコーナーで、2インチ前後のQVGA液晶を中心に様々な種類の液晶ディスプレイが設置され同社のラインアップが一通り紹介されていた。また、LGフィリップスのブースでは2.2インチQVGA液晶などの表示デモが行なわれていた。
■ ＵＲＬ EDEX2004 http://edex.jesa.or.jp/ （太田 亮三） 2004/04/07 17:49 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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