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主役級の扱いだったのは折りたたみ型・VGAカメラ搭載の「One Touch 835」。スペックだけを見ると、欧州の今の年モデルとしては標準的なモデルだが、カメラを液晶ディスプレイの下部に置くデザインは、ヨーロッパのメーカーの端末では意外に少ない。日本では見慣れたデザインだが、こちらではそのデザインに注目が集まっているとのことだ。3MBのメモリを搭載し、OutlookやLotus Notesとの連携が可能。重量も88gとコンパクトにまとめられている。軽量小型端末から折りたたみ型へとトレンドが移行しつつある現在、100g以下の折りたたみ型というのはちょうどよいスペックなのかもしれない。出荷は4月を予定している。 日本メーカーはもちろん、韓国メーカーやノキア、シーメンス、モトローラのような主要端末メーカーはこぞってメガピクセル、またはそれ以上のクラスのカメラを搭載したハイエンドケータイを出品しているが、アルカテルや同じフランスのSagemにはそういった端末は見受けられない。しかし、このアルカテルならでは、といえるのが「One Touch 756」や「One Touch 556」の豊富なカラーバリエーションだ。ブルー、グリーン、レッドなど原色系のカラーを、さりげなく配置したデザインは日本の端末には見られないセンスだ。One Touch 756は、動画記録に対応した30万画素クラスのカメラを搭載。MIDP 2.0準拠のJavaやMP3形式の着信メロディに対応する。一方のOne Touch 556は、756から動画記録機能、MP3着信メロディなどの機能を省いた廉価版といった位置付けになっている。いずれも今年6月以降に発売の見込み。 このほか、現在すでに発売されているモデルのなかでもっとも売れているという11万画素カメラ搭載、MIDP 2.0のJavaに準拠した「One Touch 735i」が人気を集めていた。
■ ＵＲＬ アルカテル http://www.alcatel.com/ CeBIT 2004（英文・独文） http://www.cebit.de/ （伊藤 大地） 2004/03/22 15:18 | ||||||||||||||||
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