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【CeBIT 2004】
東芝ブース、SDカード関連機器のコンセプトモデルが勢揃い

東芝ブース
 東芝のブースは、ノートパソコンやその周辺機器、家庭用ビデオプロジェクターなどを中心に展示している一方で、SDカードを利用するさまざまな携帯機器の試作機やコンセプトモデルが展示されていた。

 最も注目を浴びていたのは、有機ELディスプレイ採用の映像再生端末のコンセプトモデル。ディスプレイは、3.45インチで320×240ピクセル(QVGA)、26万色表示が可能。SDカード内の映像コンテンツを手軽に外出先で楽しめる。

 操作ボタンはディスプレイの右サイドに配されている。本体は、ディスプレイより一回り大きい面積で、厚みはさほどなく、携帯に適した形状だ。色鮮やかに再生される映像を見て、さらに本体サイズを見て驚きの声をあげる来場者が数多くいた。

 また、日本でもたびたび披露されている電子ブック端末も用意されていた。取材時は土曜日ということもあって、来場客の中でも子供たちが興味深そうに眺めている姿が印象的であった。

 コンセプトモデルで印象的だったものは、鋭角なフォルムをまとった携帯電話だ。両端が尖り、端末中央に向かって膨らんでいるという形状で、ボタンのデザインも端末の外観にあわせたものとなっている。端末下部を開くとカメラが内蔵されており、従来のカメラ付き携帯電話とは、大きく異なる使用感を味わえそうだ。同社ブースではこのほか、0.85インチの小型ハードディスクなども展示されていた。


有機ELディスプレイ搭載の動画プレイヤー 上から見たところ。かなり薄く仕上げられている

携帯電話のコンセプトモデル。鋭さを強調したデザイン 端末下部には、カメラが内蔵されている

SDカードを利用する電子ブックビューワー。さまざまな展示会で披露されているものだ 0.85インチのハードディスク。多くの来場者が足を止めて見入っていた


URL
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/
  CeBIT 2004(英文・独文)
  http://www.cebit.de/


(関口 聖)
2004/03/22 13:52

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