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ビジュアル的にもっとも目立っていたのが韓国で5月に発売予定のCDMA2000 1xEV-DO端末「SCH-V500」だ。その特徴はなんといってもスタッフが「ハンマーヘッドみたいでしょ？」と語っていたそのディスプレイ部の機構だ。通常、折りたたみ型端末のディスプレイ部は縦長だが、その部分を90度回転できるようになっている。横長の画面に適した動画再生などのアプリケーションをより楽しめるというわけだ。フラッシュ付きの1.3メガピクセルカメラ、26万色QVGA（240×320ドット）液晶、MP3プレーヤー機能、MPEG-4形式の動画録画機能などを搭載する。大きさは92×44×24mm、重さは98g。
来場客に人気、となるとやはり当地で利用できるGSM端末だ。一番人気は欧州ではまだまだ黎明期の段階にあるメガピクセルカメラ搭載機、「SGH-P730」。ヒンジはP2102Vのようなスイバル機構を採用。MP3プレーヤー機能、MMCカードスロット、USBポートを搭載する。出荷は第3四半期の見込み。 また、欧米では固定ファンの多いGSM対応スマートフォンも手堅い人気。Pocket PC 2003 Phone Edition搭載の「SGH-i700」、Palm OS 5.2搭載の「SGH-i500」、Symbian OS搭載の「SGH-D710」の3つの新機種がプッシュされていた。出荷時期はSGH-i700が第2四半期、SGH-i500、SGH-D710が第3四半期。
このほか、今春発売予定のP505iSライクな回転機構を持った2メガピクセルカメラ搭載CDMA2000 1xEV-DO端末「SPH-V4400」や、年内出荷を目指す欧州向けW-CDMA/GSM端末「SGH-Z105」などが展示されていた。
■ ＵＲＬ サムスン http://www.samsung.com/ CeBIT 2004（英文・独文） http://www.cebit.de/ （伊藤 大地） 2004/03/19 16:08 | ||||||||||||||||||||
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