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【CeBIT 2004】
シャープブース、スライド式GSM端末「TM 100」が注目を集める

シャープブース

スライド式ボディの「TM 100」
 前日のカンファレンスで、その存在が明らかにされた独T-Mobile向けGSM端末「TM 100」。2月に発表されたメガピクセル端末「GX30」は、3月発売とアナウンスされており、「GX30が注目されると思っていた」(担当者)とのことだったが、実際にはスライド式という強い印象を与えるデザインの「TM 100」の方が注目を集めているという。

 展示されている端末は、モックアップではなく、ある程度操作できるもので、すぐに商品化できるレベルに達しているという。しかしながら、現時点では発売時期は未定。閉じた状態での大きさは、約100×49.4×19.2mmとなっており、一見すると厚く感じられる形状ながらも、実際には20mmを切る薄さに仕上げられている。実際に手にとってみたところ、スクウェアなデザインによる印象も加わって、一層コンパクトなイメージが伝わってくる。

 日本からの来場者からは、「日本市場でも出さないのか」という質問が多く寄せられているとのことで、注目を集めているようだが、担当者は「(シャープとしては)基本的にキャリアへ供給するだけ」としており、明言は避けつつも日本市場への展開については可能性が低いことを示唆した。

 このほか同ブース内には、「V601SH」や「SH505iS」、20日発売の「SH900i」など日本向け端末が勢揃いして、欧州ユーザーへアピールしていた。


カメラは、VGAサイズの静止画撮影が可能 一見すると厚みがあるように思えるが、手に取ると薄さやコンパクトさがわかる

20日に発売される「SH900i」も展示 こちらは「V601SH」

「SH505iS」も実機が用意されていた 英ボーダフォン向け端末「GX30」。メガピクセル端末だが、人気は「TM 100」に取られてしまったようだ


URL
  シャープ
  http://www.sharp.co.jp/
  CeBIT 2004(英文・独文)
  http://www.cebit.de/

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シャープ、T-Mobile向けにスライド型端末「TM 100」を供給


(関口 聖)
2004/03/19 13:53

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