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しかし、ここでも来場者の注目を集めるのは、やはりハイスペック端末だ。「S700」は130万画素カメラを搭載し、900/1,800/1,900MHzのトライバンド対応となるハイスペックなGSM端末。MPEG-4ムービー撮影機能、miniSDカードスロット、MP3プレーヤー機能、64和音着信メロディなど日本の携帯電話に劣らぬスペックを備えている。 S700がハイエンドならば、900/1,800/1,900MHzのトライバンド対応カメラ付き端末の普及モデルが「A500」だ。こちらはS700よりも丸みを帯びたデザインの折りたたみ型ボディに、30万画素カメラ、電子辞書機能、USBからの充電機能を搭載している。また、miniSDカードスロットは省かれているが、内蔵メモリが20MBと大容量で、撮影画像を大量に保存できるのが特徴だ。
展示されたラインナップ中、唯一のスマートフォンが「P30」だ。P30は、900/1,800/1,900MHzのトライバンド対応のGSM端末で、OSにSymbian OSを採用。縦長のボディに208×320ドット、65,536色表示のTFTカラー液晶を搭載する。MP3プレーヤー機能、Bluetooth、SDカードスロットなども備えている。 このほか携帯電話では、カメラなしのシンプルな構成の「Z150」が展示されていた。ここで紹介された端末はいずれも、今後6カ月以内に米国向けに出荷される予定。BenQブースでは、携帯電話を中心に、シリコンオーディオプレーヤーやノートパソコンなど、モバイル系の製品に重点を置いた展示を行なっていた。
■ ＵＲＬ 2004 International CES（英文） http://www.cesweb.org/ BenQ（英文） http://www.benq.com/ （伊藤 大地） 2004/01/14 21:16 | ||||||||||
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