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【2004 International CES】
東芝、米国向けのQVGA液晶・メガピクセルカメラ端末を展示
東芝は、米国でAudiovox社に端末をOEM供給する形で携帯電話端末事業を展開している。そのため、携帯電話に関しては東芝ブースとは切り離され、Audiovoxのブースで展示が行なわれている。
目玉は米国向けのCDMA2000 1x端末「CDM-9900」と、「CDM-8920」の2機種だ。「CDM-9900」は、2.4インチ、26万色表示のQVGA液晶ディスプレイや、動画撮影対応の35万画素モバイルカメラを搭載した折りたたみ型端末。ベースバンドチップにはQualcommのMSM6100が採用されており、BREW、gpsOneをサポートする。カメラの画素数を除けば、日本で発売されている「A5501T」に近いハードウェア構成だ。昨年10月に発表されており、すでに出荷が開始されている。
「CDM-9900」。スマートフォンを除く海外向けのケータイで、QVGA液晶搭載端末は非常に珍しい
CDM-9900を閉じたところ
一方、「Comming Soon」の立て札とともに展示されていたのが「CDM-8920」だ。こちらは発表前の製品のため、詳細についてはほとんど明らかにされておらず、判明しているスペックは、フラッシュ付きの130万画素カメラを搭載し、メインディスプレイ、サブディスプレイともに26万色表示であることくらいだ。9日に発表された姉妹製品と思われるCDMA2000 1x端末「CDM-8910」のスペックに準じたものになると見られる。「CDM-8910」は、メインディスプレイに1.8インチ、26万色表示で128×160ドットのTFT液晶を採用し、130万画素カメラを搭載。JavaとBREW、gpsOneをサポートしている。出荷時期は未定とのこと。
未発表製品の「CDM-8920」。130万画素カメラを搭載したCDMA2000 1x端末だ
カメラは底面のヒンジ部近くにある
日本ではすでに、ミドルエンドクラスの端末にもメガピクセルカメラやQVGA液晶が搭載されるようになったが、ブースレポートでお伝えしている通り、最新の海外向けハイスペックモデルは一部を除いて、30万画素カメラ、172×220ドット液晶が一般的。つまり、半年から1年ほどは日本のトレンドから遅れていることになる。そうした状況にあって、Audiovoxが展示している端末は、CESで展示されている新製品の中では、Samsung、LGと並んで最高レベルのスペックといっても差し支えないだろう。
このほか、日本のカメラ付き折りたたみケータイとヨーロッパのコンパクトデザインがうまく融合した趣を見せる米国向けGSM端末「GA-301」や、CESの開幕と共に発表されたストレート型のCDMA2000 1x端末「CDM-8425-PTT」などが展示されている。
他社ブースに引けをとらない展示ラインナップだったが、ほとんどケース内展示だったのが響いたのだろうか、人の集まりは芳しくなかったようだ。
会期中に発表された普及モデルのCDMA2000 1x端末「CDM-8425PPT」
シックなデザインの米国向けGSM端末「GA-301」
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URL
2004 International CES(英文)
http://www.cesweb.org/
Audiovox
http://www.audiovox.com/
(伊藤 大地)
2004/01/13 14:03
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ケータイWatch編集部
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